diary

疑似

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2010.08.11 雨のち晴れ夕方大雨

近所に木が増えたからか鳥がやってくるようになってきた。最近、雀の親子が囀っている。雛鳥が巣から出られるようになったらしく、木と電線の間を往来する。その姿はおぼつかない。電線から落ちるんじゃないかとハラハラ。(勝手に親子と決めているだけだが)2羽の雛鳥と1羽の親鳥が朝から空気を切り裂くように鳴く。あの声を聞いていると、どうしてチュンチュンって擬音されたのか不思議でしょうがない。

O先生のウェブサイトで使う図を作成しはじめる。明日にはアルバイトの資料が届くので今日のうちにおおまかなイメージをつかみたかった。

illustratorを起動させて下絵をトレース。なかなかうまくいかない。ソフトが悪いわけじゃない。ソフトを使いこなせない自分の腕の問題。そうとわかっていてもillustratorの最新バージョンCS5が欲しくなる。欲しい心は止まらず制止を振り切ろうとする。

「ほとんどのトヨタ車衝突は運転ミス=米政府調査」とWSJの日本語版が報じていた。58件中、運転者が全くブレーキペダルを踏まなかったのが35件、中途半端なブレーキ踏み込みは14件。残りの9件は衝突直前でのブレーキ踏み込みが示されたとの内容だった。

一方で結論は下されていない。全米科学アカデミーと米航空宇宙局の合同調査を続いている。現在、ソフトウエアと機械系統、電磁干渉に対する脆弱性を調査中と記事は締めくくっていた。

あの騒ぎは何だったのか訝る声が聞こえてきそう。その声は科学から距離を置いた文学的な推論であり科学が関与する余地のない領域だ。科学は反論も肯定もしない。沈黙する。JFKが暗殺された事実に対して委員会は「科学的」に調査した結果を報告しファイルを残している。にもかかわらず「科学的結果」を受け入れずに文学的な物語が再構築される。9.11でも繰り返されている。物語は願望を受け入れ、物語は心を強くゆさぶる。

トヨタ-バッシングの背景にアメリカの意図が潜んでいたというプロットを立てるとしたら、それと等しく今回の調査結果に対してトヨタの側にも意図が潜んでいたとしておかなければならない。両者は等しくロビー活動する資金とネットワークを所有している。

自分が立てた仮説や直感に最も近い意見を採用して納得するとき、その見方が成立するならば反対の見方も成立する可能性は非常に高い、あるいは対偶が妥当である可能性を検討することを頭にとどめておかなければならない。頭にとどめているつもりなのに、その機会はなかなか訪れない。自らその機会を遠ざけてしまう。はじめにひらめいた事柄に対して肉付けを強化する方向へ多くの時間を割いてしまう。

だから 『人はなぜエセ科学に騙されるのか』 のとおり自分は騙される。さらにこうやって備忘しておいても、類似の局面がやってきたとき轍を踏む。

疑似と類似に振り回される自分、はぁ。

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