diary

決定

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2010.09.18 晴れ

午後からF先生へ渡す Keynote 制作。前日のミーティングから観察した事柄とその後で3時間ほど打ち合わせした内容を keynote にまとめる。すぐに入力しない。いつものようにキーワードを抜き出せるだけ抜き出してから削り落とす。情景をゆっくり再生しながら 一つのキーワードに対する顔を思い出す。思い出せない顔はあきらめてキーワードを書き出す。

大学を卒業して大所帯の会計事務所に就職した。6年間お世話になった。その後、一人で立ち上げたソフトウェア会社に入社して従業員3人という状況で2年弱お世話になった。

それからフリーランスになって7年目。転職を繰り返したのちフリーランスになったと外部は評価するので次の就職があるとしたらあまり好意的に受け止めてもらえない可能性が高い。それは承知している。逃げてきたと認識している。ただ、逃げが癖にならないよう自戒している。

今年の12月までにフリーランスをやり遂げられたら最も長い職歴になる。逃げてきた僕は素直に嬉しい。フリーランスになってもっともかけがけのない経験をしたのが時間だ。時間を経験できて心底よかったと考えている。

もしあのまま大所帯の会計事務所にお世話になっていたら今頃平均年収は超えていた。今、それには遠く及ばない。

人生で最も稼がなければならない30代を自ら選んで最も稼げない7年間にした。後悔する暇もなく時間を経験した。ドラッガーが「時間こそ真に普遍的な制約条件である」『ドラッカー名著集1 経営者の条件』 と云い、「時間は、借りたり、雇ったり、買ったりして増やすことができない」と書いている。その意味を身体で実感できた。時間が制約要因であることを知ったのに残念ながら成果をあげていない。その点から評価すれば成果をあげていない自分は真に「時間からスタート」していないし、ドラッガーの時間の意味をほんとうに理解していないかもしれない。

時間を経験した僕は「金で時間を買う」という発想が消え去り、私にとってかけがえのない無駄を実践するために最適かつ効率よく仕事を遂行するようになった。そして、「Timei is moneyなんて言葉があるが、それは、時間を甘く見た言い方である。金よりも時間の方が何千倍も貴重だし、時間の価値は、つまり生命に限りなく等しいのである」『すベてがFになる』 のスタートラインに立てたと錯覚している。

Skypeのムードメッセージに執行猶予2年と書いた。これが何を意味するか自分でもわからない。なんとなく2年だなと思ったから書いた。これからその意味を解釈していく。己自身で意味を作り上げていく。行動が意味を生み出せる。

この7年間、家事が少しずつできるようになった。ほんとにわずかで少しずつ料理を覚えている。覚えなければならない切迫感はないから暢気なもんだ。僕が卵焼きを焼けるようになったと母にしゃべったら曲がり始めた背中はまっすぐなるかもしれない。

何も今そんなことしなくても、そんなことする暇があるなら稼ぎなさいと言われたらまったくそのとおりだ。

一つ伝えられるとしたら、「今日、卵焼きを焼きたくなって挑戦したんだ。明日じゃないんだ。今なんだ」と。

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