diary

変通

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2010.09.30 雨時々曇

iPhoneのアラームが鳴る前に目が覚めた。寒い。外は雨、薄暗い。急に冷え込んだ。予報では昼間も気温があまり上がらないらしい。昨日の青空から一転。今年もあと3ヶ月。昨年のような経験をすると何があるかわからない。

午前中、M先生のトップページのラフを制作してみたがまったくダメだった。しっくりこない。HTMLとCSSの管理をトップページ用に分離したくないがその案を採用できないなぁ。手詰まり感。

午後からO先生のページ制作。根管治療のページ。歯冠方向からと根尖方向からの根管治療を説明する。何がポイントでどこを読んでもらいたいかを丁寧に表現したいところ。

臨機応変に事を処すること。物事に拘泥せず、自由自在に変化・適応して行くこと。「変通」の意味を調べたら広辞苑に掲載されている文面。一行で言い表せる内容ほど実行が難しい。大切な何かが記されている。でも響かない。

今日が人生の最後の日だとして、今日これからやることは本当にやりたいこと? もし、何日ものあいだ、「NO」という答えが続いたときは、何かを変えなければならない。突き刺さる。eccentricな経営者のスピーチと知らなくてもフレーズが響く。

この言葉を紹介したりレトリックに使ったりしたところで知ったという範疇から脱獄していない。Noが続いてその日何かを変えるために「やった」ら言葉から脱獄している。crazyに受け止められても動詞が脱獄させてくれる。

経営者はリーダーシップを発揮しなければならない、もっとトップダウンで指示していかなければならない、というテンプレートがある。コンサルタントは使用上の注意をよく読みながら使っているしコンサルタント以外の方々も使うようになった。今の医療現場は業者総コンサルタントの時代だから、生き残りをかけてみなさんアドバイスする。業務に関連しているからと信じて。餅は餅屋なんて云ってたら生き残られない。

が、業者総コンサルタントの時代の現場は実践を置いてきた空虚な言葉が飛び交う。それらを拾い上げて実践できるかどうか検証する。ひとつ、わかる。身体的感覚から発話しているとそうでない人がいるということ。なんとなく判別できる。

前者は経営者かそれに準ずる立場の人がコンサルやアドバイスして、後者は役職がコンサルタントやアドバイザーであって立場は経営者でない、と想定されそうだけどそうじゃない。

身体的感覚がともなっている人はリーダーシップやトップダウンの形態を自分自身で丁寧に論理を積み重ねて吟味している。後者の人はWikipediaに掲載されているリーダーシップやトップダウンをアドバイスに使用する。経営者か否かの立場に依拠しない。違う点はお金。もっとも現実的なことなのに案外見過ごされている。経営の三大資源のひとつを想像できないフレーズは、ああすればこうなると解が決められている。

先人が置いてきた言説を駅の自動改札のようにアドバイスする人が単語使いのアドバイザーである。「今日が人生の最後の日…..」のフレーズをストックして次の現場で使う。ストックフレーズの数が持ち味だ。

僕は順序が逆だと考えている。経営者を観察して現場の事実を分析してそこから現象を抽出する。その現象の中に現場が見落としている、感じていない何かが隠れている。自身の身体を動かしてそれを探す。でないとその何かを的確に伝達できる言葉を発見できない。発見したロジックの平仄が合わないときに先人の置いてきた言説を探ってみる。

だからリーダーシップやトップダウンの形態は経営者の背景によって変わる。自分が所有しているワンパターンの形態を押しつけられない。すべての経営者がリーダーシップを発揮してトップダウンで経営してうまくいっているなら歯科医院はバタバタ倒産しない。

目の前にいる経営者は割れ目を持つ。医療と経営。数字と実態。経営者と個人。割れ目を認識する。認識を支援する。割れ目を表現する言葉はどこにもない。

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