diary

委譲

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2010.11.12 雨のち曇 黄砂

なぜいまごろ黄砂が? 東京都心で9-11月に黄砂が観測されたのは1967年以降で初めて。1967年に記録が電子化された。12月も含めると28年ぶり2回目とのこと。来年も同じ状態が発生すれば何かが変化しているのでしょうね。先日、長崎の五島列島の大気汚染が報じられた。微小粒子状物質「PM2・5」が、長崎の五島列島でも環境基準を超えて検出された、との報告。PM2・5は空気中を漂い健康被害の原因と指摘されるらしいです。何かが変化しているのでしょうね。

11:00前に出発してF歯科医院へ。途中で書店に立ち寄り 『子供の科学 2010年 12月号 [雑誌]』 誠文堂新光社, 『的を射る言葉 Gathering the Pointed Wits』 森 博嗣, 『青色本』 ルートウィヒ・ウィトゲンシュタイン, 『指し手の顔(上) 脳男2』 首藤 瓜於, 『指し手の顔(下) 脳男2』 首藤 瓜於 を購入。

院内システムの変更にともなって院内LANの構成を再構築しなければならない。院内LANを二系統に分離してセキュリティを確保した構成を設計。ルーター1台+ラップトップ5台のセッティング。さすがに1日では終わらず来週へ持ち越し。

18:00すぎに医院を退出してM先生のミーティングへ。19:00スタート。ミーティングに出席するスタッフが増え、外部の参加者が私を含めて2名になった。昨年の同時期と比べたら思いもよらないことだ、と言ったら嘘になる。院長先生が望んでいらっしゃったからそうなるように懸命にマネジメントされた結果だ。1年間、その姿を後方から拝見してきた。

ただ、視点と発想が増えたら様態は変化する。視点と発想が増えて意見は多様化している。それはとても素晴らしいと僕は受け止めている。

一方で、極端に断定したら認識の傾向は二極化する。たとえば、ミーティングを鳥瞰の視座から観察すれば、「正解はない」と「正解はある」という認識へ分かれる。ミーティングで発生する認識はこの二つに分類できる(極端な二項対立だと承知している)。そのとき、どちらを認識するかよって多様化の方向は異なる。意見の多様化の方向は全方位ではない。

時間内に何かを決めなければならないと考える人がいれば、時間内に問題を設定して、日々の現場で解決策を実行していけばよいと考える人がいる。ミーティングはHowを探す場か、Whyを議論する場か。毎回、Howを探す、Whyを議論するわけじゃない。その時々によってHowを探す場であったりWhyを議論する空間に変わる。

善悪是非の価値判断ではなく、人によっては「Whyは経営者が考えるべきであって、私は指示されたHowを実行するだけ」と受け止めている人はいると思う。何度も書くけど、その認識自体を善悪是非で断じたり非難しない。そう認識して行動するならそれでよいと僕は判断する。

議題によってHowとWhyは混在する。その時、How側に立つ人とWhy側に立つ人に分かれる。How側とWhy側に分かれたとき、両者がストレスを感じてしまっていないかを懸念する。

任せる、という判断に対して、ある人は「委譲」と認識し、ある人は「放置」と認識する。

経営者を支援していれば訪れる機会。自分もフリーランスとはいえ経営しているから経営者として体験する。それは、「一つしか想定できなければ致命的な打撃を受ける可能性が高くなる」という点です。

経営者が「任せる」と判断した行為に対して、「委譲」「放置」「気随」「適宜」「適材適所」など、周囲の人々はまるで予期しない受け止め方をすると認識しておかなければならない。他者の認識をコントロールできない(あたりまえですね)。私が仮定する「任せる」というイメージをそのまま受け止めてくれるほうが希なんだ。

私が仮定する「任せる」というイメージと周囲が抱くイメージを近似させるために粉骨砕身する。その粉骨砕身が経営者の任務だと僕は考える。イメージの近似値を算出するために、経営者は想像力を絞りきって認識の数を増やし想定の範囲を広げる。

これ以上想像なんてできないよ、まで現前の知覚にない物事を心に浮かべることが、どれだけ心身に負荷をかけるかなんて僕には想像できないし、認識の数を増やすなんてどうすればよいんだって悩んでいる。

毎日水をやり気がつけば話しかけ土を変えて育てた植物が成長して美しい花を咲かせた。自分の苦労を褒めてやりたい一心で毎日見とれた結果、切り戻しを忘れてしまって二度と咲かない植物にしてしまった。その時、僕は経営者失格だと痛感した。成長している時こそ自分の能力を全開にして植物を観察しなければ次はないんだなと枯らした花から教わった。

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