diary

旋律

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2010.11.29 曇時々晴れ

午前から午後へ曇から晴れがあれば晴れから曇もある。すっきり晴れない。冬の空に近づいている。子どもの時より空を見るようになった。と思う、勝手に記憶を作っているかも。さだかでない。今日もおだやかな天気が少しの間だけあった。ガジュマルは1年で2倍近くの背丈になりミリオンベルはまだ枯れず、ラベンダーは光を浴びられる方へ伸び、昨年から越冬したロベリアはまだ咲いている。驚き。植物は静かに落ちついている。DNAの旋律から教わる。

里の家では母親がいたるところで植木を育てている。10月に3階のベランダを見てついにかとあきれた。歩けなくなっていた。水やり用の極細通路だけが残っていた。屋上にだけは置かないでくれと頼んだ(自分の家じゃないのに)。ここから眺める東大阪の雑多な風景が好きなんだからと。藤棚から落ちる葉がタイヘンだと先日は嬉しそうにしゃべていった。以前送ってきた母親からのメールに「最近忙しくて植物とゆっくり話せませんが」と書いてあり、文面を読んだ僕の中で新しい質感が起動したのを覚えている。まだ話しかけられない。眺めているだけだ。どんな気持ちだろう。

O先生のサイト制作。医院紹介の作成とインプラントとエンドのページを微調整。残りはお問い合わせのPHPとペリオの図だけになった。まぁ、まだ微調整はたくさん残っているし各ブラウザの動作を最終確認しなければならない。

12/18の打ち合わせは夕方までの長丁場。そこで先生から大幅な変更を要望されなければ年内にアップできそうだ。先生は海外と国内を駆け回っているのでリニューアルまでもっていけたなと思う。何度もペンディングになりそうだった。そのたびに先生の強い気持ちがつなぎとめていた。僕なりに待てたと思う。

友人と飲む。気が早いなってお互い笑った。僕をひねくれ者だと知っているから「忘年会しよう」と誘わない。レッドアイを飲んだ。うまいけど家で飲むレッドアイより美味しくない。やっぱりあのとまとジュースとコロナで飲むレッドアイが一番だ。

「多様性っていうけど多様性って言うほど単一やなって思うわ」と前置きなしで切り出した。

「なんで?」と尋ねられる。

「スタバでユニークな女性がいたんや。スタバって大きなテーブルがあるやんか。その女性が同僚らしき女性と喋ってたんやけど、ほとんど彼女が一方的なんや。8:2ぐらいの比率。僕が彼女の正面に座った時にはドリンクがもうカラやったわ。座って本を読むんやけど彼女の声が大きくて気が散ってな。周りの人もチラチラって彼女を見てるんやなあ。聞く、よりも勝手に届くから聞いていたら、「あの子」を批判してるみたいやねん。職場やろな。ずぅっと「あの子」批判」

「どんな批判してやったの?」と合いの手。

「あの子のなかでは理屈が通っているから難しい、とか、あの子なかでは理屈が通っているからお互い悪くない、とかや。とにかく最後は「あの子のなかでは理屈が通っている」で終わる話をパターンを変えて話してるねん」

「何がユニークなん? よくある話やよ」

「僕が座ってから20分ほどしてからかなあ。彼女が最後に言い放ったのが、「あの子は人の気持ちがわからへん」やってん。いや、ほんまにびっくりしたで。たぶん周りの人も聞こえてたから椅子からひっくりかえりそうになったんやないやろか。彼女と同僚が席を立った後、みんな目で追いかけてたからな。それが印象的やったわ」

「それで、なんやろ、自分の視点を疑ってみたらそう思うようになった。たぶん、ほんまに思考が多様な人は多様性とか個性とか言わんよ。大声で「あの子」批判する人が「人の気持ちがわからへん」って言うのと同じような気がしてな」

「同じかなあ?」

「同じやろ。僕も多様性っていうけど何となくでもええから通底する部分を感じられへん人とは居心地悪いし避けてるしな。いろんなアイデアっていうけど、実際、いろんなアイデアを持ってないわ。もっと自由な発想をっていう人ほど頭が固いとか、ぶつぶつ文句を言うなってぶつぶつ言う人とか、と同じやわ。言葉遊びもあるけど」

「同じかなあ? でも、言わなかったら気づいてもらえないからほんまに思考が多様性の人でも多様性って言うかも。それにさあ、なんで思考が単一とか多様性ってわかるわけ?」

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