diary

眺望

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2010.11.30 曇

11月最後の日。大切な月は光陰矢のごとし。大切なことを伝えられずに終った。朝の気温が4℃程度、湖北や信楽ではマイナス。暖房器具はない。部屋の温度と布団の温度の差があるからそろそろ起床は気をつけなければならない。

午前中、O先生のサイト制作。お問い合わせページを制作。PHPでフォームのプログラムを作成してCSS3でルックスを調整する。手間取ったけどなんとか午前中で仕上げられた。動作確認して問題なし。後はペリオの図を制作しないと。

午後、F社のアクセスログのリポート作成の下準備をしてから散歩へ出た。坂本まで6kmを歩いてみようと思って。結局、1時間40分程度かかった。まあ、いろんな家を見ながら歩いたので。一つの地点へ最短距離をザックザック歩けばもっと早く到着したと思う。

道中、高台が続き琵琶湖が見渡せた。素敵な光景。歩いたことがなかったのでとても気に入った。なかでも1軒気になった。空き家っぽい。わからない。もし空き家ならどこかの業者さんが扱っているかもしれないな。とても静かな場所なのであんまりウロウロしていると目立ってしまう。完璧に琵琶湖が望める。今日のような曇空でも対岸の三上山が見える。

鎌倉が大好き。旅行で訪れたときすぐに引っ越したいと切望した。鎌倉でも高台から海を見た。雨だった。海は灰色。見入った。山と海の距離が近く神社仏閣がある。今、こうやって書いていても引っ越したい気持ちが強いなあって自覚できる。

高台から少しくだったら傾斜を更地にした区画があった。新築の建売住宅。全部で6軒。価格が掲示されていた。1,900万円。3LDKか4LDKかな。琵琶湖が見えるか見えないか微妙な場所。高台から少しくだれば建売や土地はある。高台のほうの新しい家々は建売ではなさそうな感じ。デザインと外観が異なる。

散歩ではじめて訪れた街ではついつい足を止めてしまう。地域によって雰囲気が異なる。柔らかい感じや近所づきあいがなさそうな区画とか。道路一本隔てるだけでがらりと変わる地域もある。小さな子供たちがいそうな地域と子育てが終わった地域の音は違う。音と風景。すべては勝手な主観の解釈だけど。たとえ6軒でもまとまって売りに出された区画は引っ越してくる住人たちによって地域がつくられる。どんな地域になるだろう。

日吉大社の紅葉は終わりに向かっていた。終わりでこんなに綺麗とは。比叡山高校のみなさんは毎日この光景の下を歩くよね。羨ましいな。ひょっとしたら気づいていないかもしれない。でも、数年後、数十年後、今見ている光景が過去の記憶と違う質感で現在によみがえってくる時がある。僕は中学3年になる春休みに清水谷高校へ行った。正門の坂道と桜を見てここだと決めた。中学2年の担任の先生に清水谷へ行くと伝えたら失笑された。

1年後の4月。坂道にいた。桜はすでに散りかけていた。ここだと決めた桜と3年間いっしょだったけど不思議なことに足を止めて桜を観た記憶はない。テニスコートが少し高台になっていたがそこからじっくり風景を眺めた記憶はない。眺めていたのはテニスをしている恋人の姿だけ。その時は気づかない。来年は110周年。

自分のなかの何かのバランスが崩れると過去の記憶へ逃げ込んでしまう。安定するまでは過去の記憶と過去を偽造した模造記憶が宮殿。

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