diary

魔物

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2010.12.30 曇のち小雨

晦日の朝、とても寒くとても静か。静かであることがうれしい。何をしようか。いつまでそう考えられるかな。今日はM先生のWPのバージョンアップとクライアントのサイトのログをチェックしよう。

WPのバージョンアップは諸事情により延期。WordPress.orgのみなさんは”年末”とか関係ないのね。まさか、こんな時期に最新版をリリースするとは。まずはこのバージョンを自分のWPに適用してテストしてみないと。

昨日までに学術書が続々と届いた(最近文庫しか読まないのですか? って訊ねられたので書いてみました、こんな感じでよいですか?)。朝から読書。じゃないか、ニュアンスは調べるに近いよな。スキャンする感じでページをめくり、重要な箇所は抜き出し、ノートにまとめる。

合間にランチして RSS と Twitter の TL をチェック、それ以外は読む、めくる、あっというまに夕食、食後はシングルモルトを飲みながら読む、めくる、まとめる。

そういえば iPhone の Skype がバージョンアップしていたな、ついにビデオ通話に対応したみたい、いいなあ、来年は iPhone 4 を買おうかな、ここまで待ったんだからホワイトバージョンが欲しいけど、ああ、もういっそのことiPhone 5まで待つ、のもあり、なし、ああ、悩む、悩むほどのことじゃない、その前に Skype する人探してくださいって言われそうで、恥ずかしい、MacBooK Air 13inch デビューしたいし、Mac miniのサーバをリプレイスしたい、大晦日を前に煩悩だらけ、知足安分どこへやら、鐘を聞くまで起きてられません。

人間と環境は連関している。年末の自分を観察していて感じた。人間と環境、大げさな表現ですが(賢く装いたいのです)。年末っていう気がしない、ホント。どうしてだろ。ああ、コレかなって感触をつかんだ。自分の生活リズムを維持できているからだ。

たとえば師走の今頃。周囲はおせちの買い出しやお正月の準備、部屋を掃除する。自営業の人なら集金(もうない?)や挨拶回りとか。共同体はそういった生活のイレギュラーなリズムを連綿と受け継いでいる。連綿と律動が環境を造る。

環境を造る、って表現した。間違っているかもしれないな。わからない。人間が環境を「造る」なんておこがましいってぼんやり感じているし。たとえ造ったとしても、その環境はメタな環境に取り込まれて「環境」自体が自律・自浄を機能させる、独立した系のようなイメージを環境に対して抱いている。

それちゃった。生活のイレギュラーなリズムが人間の行動に影響を与える。普段とは異なる生活の調子と場へ自分自身を没入させる。そこから影響を受けた人間は「年末」と感じる。

なのに感じない。そうか、そういうことか。僕は年末年始だから(といって)変則的に行動しない。イレギュラーなリズムから影響を受けないようにしているから、って年末の自分をふり返った。そう思った。単純な話だった。

思ったら次にいつもの質問が浮かぶ。なぜイレギュラーなリズムから影響を受けないんだろう。

環境の中には社会制度や儀式、儀礼がある。それらはどうして存在するんだろう。理由はある(はず、たぶん)。制度や儀式・儀礼が成立してきた経過(僕は「文脈」って云う)を知る人、知ろうとする人がいる。反対に知らない人と知らなくてもよい人がいる。

僕はどちらかといえば知らなくてもよい人。子供の頃、おせちを楽しみにしていた。母親からメモをもらって一人でお買い物(買い物好きだし)。大人になってもおせちは好きだ、った、のにいつしか食べなくなった。

「環境」の中にある年末年始の「文脈」を知らない僕は、「なぜ」という問いを持てないから年末年始をかんたんに捨ててしまったんだろうなぁ。追試不可能な体験から導き出せば、の話として。

文脈を知ろうとしないから「なぜ」を立てられない。なぜが立てられないから、「どうやって何を」用意するかって実利的な事柄だけを続ける。でも続けられる? 環境の中にある社会制度や儀式、儀礼から実利的な事柄だけを取り出していたらいつしかやめてしまう。伝統と同じように。

安定した生活のリズムを維持できることは贅沢だし幸せだと思う。でも、その状態が維持されている文脈、「なぜ」の自己検証を怠れば陥穽にハマっちゃうな。

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