diary

恒常

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2011.01.22 晴れ時々曇

Twitter でつぶやく、”晴考有読”。そんなたいそうな日がな一日ではない。ネットやMacへなるべく向かわない時間を設定したいだけ。iPhone 3GでTLを追いかけるぐらい。

アマゾンから『実験医学序説』 クロード・ベルナール『失われた時を求めて(1)――スワン家のほうへI 』 プルースト が届く。プルーストはだいぶ迷った。本屋でも迷った。結局、買った。半年に1回ずつのリリース、全一四巻。足かけ七年の刊行計画(らしい)。先はわからんので全部揃ってから読むなんて馬鹿げてるな。

実験医学序説は目次を一読してワクワク。「臨床家の科学的無知とある種の錯覚は、実験医学の発達にとって障害である」や「経験医学と実験医学は互いに抵触しない。むしろ反対に分離すべからざるものである」とか。医学に関心はない、のではなくそもそも理解できない。「実験」を知りたい。次に「医学」を他の事象にあてはめて読む。いかように敷衍できるか試してたい。抽象的な文章は「○○」の単語を「××」に置き換えて読んでも通底する構造を持っている。

内田樹先生が「僕は一日三分割です」って辺境ラジオでしゃべっていた。24時間を三分割すると、0:00 – 8:00、8:00 – 16:00、16:00 – 24:00。さすがに難しい。アバウトな三分割。先生のお仕事の時間は起床してから18:00まで(執筆は午前中)。18:00以降は仕事しないとおっしゃる。そして、夜、0:00前には必ず布団に入る。何かをしている最中でも0:00が近づいてきたら「ハッ、いけない、寝なきゃ!」ってあわてて布団へ駆け込むとの由。

先生の三分割とはいえないまでも、23:00までに就寝して06:00には起床するリズムをなんとか維持。05:00前に起床する日はあるけどだいたい安定している。今朝は、前日(正確には零時を回って今日)の高ぶりと疲れで寝坊した。06:30すぎ起床。

リズムが一定してひとつ気づいた。身体は安定を維持する。あるいは安定へ向かおうと機能を調整する、たぶん。体感的感覚。まだ途上の話でうまくまとめられないけど書いておこう。

昨日のような状況では、23:00に就寝できない。就寝できないのに身体は23:30にもなると眠ろうとする。0:00すぎれば眠気を催す。頭が制御していた。

身体は内部環境のリズムとパターンに従って機能する。内部環境の定義は難しい。心身が複合的に働いている状況と僕は想定している。身体が滑らかに動き心はわりあい落ち着いている、そんな状態。五体満足という意味じゃない。相対評価。障害があってもOK。

もっとも適した内部環境と時間を調節できる在り方、両方が噛み合っていれば規則正しいと評価される。”評価される”のであって”評価する”じゃない。「規則正しい」を実際に行っている当人は「規則正しい」と自覚しない。よって評価しない。「不規則」の基準で観察するから「規則正しい」と評価できる。継続と習慣と似ている。続かず繰り返せないから継続と習慣が俎上に載る。

他方、外部環境は絶えず変わる。外部環境の定義も同じ。私見。社会とかかわり合って衣食住を営む、その全体かと思う。

外部環境は身体のリズムとパターンをかき乱す。昨日(正確には今日)は02:00前に就寝した。睡眠時間は7時間程度だから08:30頃に目が覚めるかなと思った。実際は06:30だった。疲れているし寝不足。でも目が覚める。昼間は眠かった。

外部環境は身体のリズムとパターンを刺激する。刺激は昨日までのリズムとパターンを壊す。身体は是正する。刺激が与えた影響を取り込みながら新しいリズムとパターンを構築しはじめる。その「はじめ」が06:30の起床だなと思う。06:00には起きられないだろうから折り合った。調節している。

0:00, 02:00, 22:00……就寝時間が目紛しく変わる。10:00, 12:00, 06:00と起床時間が毎日違う。外部環境は混乱した影響を与える。にもかかわらず当人の身体は混乱した影響を是正する。リズムとパターンを安定させるために刻一刻と是正する。その是正の中から恒常的な「状態」を維持しようと身体は各部位や各機構を調整すると思う。

無秩序の中にあっても秩序を維持して安定させる、あるいは秩序の中にあっても秩序を維持して安定させる、不安定を前提にした安定、ともいえるような調整機能を身体は備えている。そんな気がする。

そして僕が想像している以上に「身体」と「時間」は連関しているかもしれない。身体と時間を勉強してもっと観察したい。

であるならば、調整機能の低下を察知する感覚が大切だろうと。その感覚を意識しておかないと、とも思う。ただ、こういう見解は危険と隣り合わせだろう。僕みたいに科学的知識と科学的検証が欠如していたら「自然治癒」とか「ガンが治る食生活」みたいな信条とリンクしてしまう。これだけは避けたい。

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