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何処

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2011.02.04 晴れ

立春。暦と気象学と天文学、それぞれに四季の区切り方がある。「正しさ」を要求する昨今の風潮を察すれば、どれかに統一せよとの声が聞こえてくるかもしれない。寒さは峠を越えて春へ向かう。第一候、春風解凍。穏やかな天気。 焦る自分。不安に包まれる。

F社のページ制作が続く。WPでテストサイトを制作してみようかと思う。WPを絶賛しないけど、歯科医院やコーポレートサイトを制作する手段の環境整備として充分だと思う。ルックスに拘泥せずにできるだけシンプルでミニマムな方向で。

では何へ時間を割くか? 「テキスト」「キャッチコピー」「映像」の3つ。これらのコンテンツ制作へリソースを注ぐ。映像のなかでも写真は重要。ケースによっては専門のカメラマンへ依頼するもアリ。

16:00すぎに大阪へ出発。19:00スタートのM先生のミーティングへ。M先生(別の先生)から携帯へ連絡が入っていた。下車してから18:00前に気付いた。診療所はもう終わっている時間。週明けに連絡を差し上げることに。申し訳ございません、先生。

書店へ立ち寄る。先日、野矢茂樹先生の“大森荘蔵 -哲学の見本 (再発見日本の哲学)” を読了した。大森荘蔵先生の著作を時系列に遡って丹念に読み返し、他我問題を丁寧に追いかけた野矢先生。今度は先生が書く他我問題を読んでみくたなった。で、“哲学・航海日誌〈1〉” 野矢 茂樹, “哲学・航海日誌〈2〉” (野矢 茂樹) を購入。

先人の考想へ自分の思考をすり合わせる。ぶつける。先人へアプローチする「仕方」を教わった。この一冊で「仕方」を学べるわけない。「ああ、こうやって読み進めていくのか」という感触をわずかに得られた。

19:00からM先生のミーティングへ出席。興奮した。Iさんの想いがあふれ出た。想いがあふれ出たら人は自分の言葉を自らせき止められない瞬間と遭遇した。Yさんは半年前の自分と異なる自分を発見した。SさんとMさんの苦労と試行錯誤がにじみ出た。そしてもう一人の外部の方の発言はいつも正鵠を射ている。視点を体感できる場だ。「強制的にしゃべらされているとき、言葉は短く時の流れは長い。身体からあふれでる言葉が飛び交えば時の流れは短く一人がとても長く話す」と僕はコメントした。観察に徹するつもりでいたがまた少ししゃべってしまった。

おもしろい。ミーティングの終了時間は過ぎている。いつもより20分ほどオーバーして終了した。にもかかわらず会話がそれぞれの空間で続く。余韻に浸っているみたい。昔の僕はこういうときあと1,2時間ぐらい相手の迷惑を顧みず平気でしゃべり続けた。変わった。ちょっとだけお話して切り上げる。あとはそれぞれが考える時間が必要だと思うようになった。一人の時と場も大切なんだ。

明らかに違う。しゃべらされている言葉というのは何かしら上滑りする。身体からあふれ出る言葉は、言いよどみ、口ごもり、単語をとっかえひっかえして彷徨う。でもその表現が身体へ伝わってくる。そういう言葉にふれると僕は頭の中で映像を描きやすくなる。語彙の量や言い回しじゃない。

今日のようなミーティングの場へいて見たことが僕を次へ導く。二つの確信。今日のような感覚をみなさんが経験したら大丈夫。そしてMさんは正鵠の矢を射てくれる、大丈夫。もう一つは、「僕がやっていることは誰でもできるんです」という確信。そして私は次へ向かう。不安を抱えながら。私が営み暮らしていく場へ向かう。

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