diary

眠れないときは

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2011.09.03-04

梅田を歩いていたら誰かに呼び止められたような気がして振り返った。飾り窓に映った自分の姿。背中がひどくまるまっていた。あなたは何におびえている?って自分に問いかけた。

掬いとろうとしてもとれない。するりと逃げる。あきらめようとしたらいつのまにか心のはしっこで泣いている。また掬いとろうとしてすりぬけられる。いったい何を掬おうとしているの?

ラタスが北上して日本海へ抜けていくのをじっとがまんして Laurie Morvan Band を聴く。ギターボーカルの女性が好き。radikoのおかげで邦楽をよく聴くようになった。けど、やっぱり洋楽が好き。R&BとJazzあたり。soulもね。

以外ならCyndi Lauper。80年代とぼくの10代はリンクしているから思い入れが強い。Time after Time, 13歳のとき、はじめて聴いた。ずっとCyndi Lauperの曲を聴き続けて。あの人はCyndi LauperとMadonnaなら大丈夫だったので、土曜日の放課後、教室の机を並べて寝転がってラジカセで聴きながらあの人のクラブが終わるのを待っていた。長い時は5時間。毎回、いつのまにか寝てしまう。あの人は休憩時間、教室をのぞきにきてすっぽりかぶった学生服をめくるのが楽しみだったらしい。

20時の門限。クラブの終わりが19:00前。猛スピードで上本町の駅まで二人のり。電車のなかであの人はぼくの腕につかまり立ったまま寝ていた。

9月のヘビーローテーション、『六等星の夜』がステキ。声がほんとうにステキだ。とてもとても。一発で気に入った。ぼくは声で選んでいる。それに歌詞。声と歌詞が脳髄をぐらぐらさせたらOK。音程や音域とかまったくわからない。上手下手は判定できない。気にならない。とにかく声と歌詞。

終わらない夜に願いはひとつ
“星のない空に輝く光を”
戻れない場所に捨てたものでさえ
生まれ変わって明日をきっと照らす
星屑のなかであなたに出会えた
いつかの気持ちのまま会えたらよかった
戻らない過去に泣いたことでさえ
生まれ変わって明日をきっと照らしてくれる

眠れないときは
そっと手をつないでくれたらうれしい
夜明けは来るよと 囁いていて 嘘でもいいから

眠れないときは、過去へ消えてゆく。ほんとうにあったかなかったのかさだかでないけれど、過去のなかでいまと話しつづける。

眠れないあいだ、タラスは甚大な被害をもたらした。過去へ消えているあいだ、タラスはたくさんの人の生活を奪った。

眠れないあいだ、ひどくまるまった背中を思い浮かべて問いかけた。

何におびえている?

何にいらだっている?

何をもとめている?

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