diary

不躾

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2011.10.11 晴れ

朝、「不躾なメールでもよいらしい・・・・(笑)」と書かれたメールが着信。M先生からだった。ステキだ。朝の仕事が一区切りついたころに読んで心が落ち着き安らぐ。不躾なメールは歓迎ですと書いて夕方に伺える旨のメールを返信。

15:30前に出発。16:00から急遽決まったM先生との打ち合わせ。まずはドメインとレンタルサーバーを更新手続き。それから配布物や患者の来院経路について自説を申し上げる。近ごろは、どこどこで書いてあったや聞いた見たの話(=メディア情報)から敷衍させる手法を使わなくなった。メディア情報は、紹介に徹する。自分の感覚を信じて自らの分析を申し上げる手法を使っている。

私見の観測データは小さな範囲から収拾されていて、母集団は少ない。偏っている。内容は主観であり思い込みが含まれている。だからリスクは高い。自分の意見を申し上げて評価していただくようにつとめる。評価を受け入れて自説の修正点を分析する。自説を書き換えて更新する。この作業を怠ってはいけない。古いソフトウェアを使い続けて、バグやセキュリティを無視する。自分にとって安定している内的環境は、外側から見ればもろくて弱い。

打ち合わせを終えて食事へ。前回のお店。打ち合わせと食事でのお話から「変わってはいけない点と変わらなければならない面」が頭にうかぶ。医院が変わっていけない点って何だろう? 医院が変わらなければならない面は? 文章にすればとっかかりをつかめたような気がする。錯覚である。簡単ではない。

なんのために医院を経営しているか?を問い続けたい。姑息(誤用が多い単語)な手段をとりたくない。直球を投げてぼくがコミットメントできる領域を支援する。

河岸を変える。シェリー酒をいただけるお店へ。近くには以前お世話になっていた会計事務所がある。当時の風景とは少し変わった印象。三種のシェリー酒を飲む。カウンターの上には3つのグラス。左から右へいくほど甘くなる。色も変わる。右のグラスを飲んでぼくは顔をしかめる。顔をしかめたからといって不味いのではない。うまいのだ。そして甘い、甘い!!

反応がよかったせいか、お店の方がさらに甘いやつをとテイスティングさせてもらえた。それは右のグラスよりさらに甘く、ぼくの感覚だと黒蜜をそのまま飲んでいる感じ。お店の方からシェリー酒のお話を聴く。先生とお酒や食べ物のお話が勢いづく。あとはスマートフォン(といってもプラスの評価ではない)。最後はお店の方といっしょに食のお話。

幸せだ。先生とごいっしょしていたらそう感じる。同時に緊張する。不安である。十ほど年下のぼくは、先生に何も申し上げられない。一日の長という単語を大切にしている。先生は一日の長どころか万年の長。私見を申し上げたらすべてわかっていらっしゃるコトだし、経験されたコトであり、想像できるコトである。なのにどうしてだろうなぁ?って不安を抱きしめながら先生とうまいサラミを口にして甘いシェリー酒のグラスをかたむける。

時計を見たら22:30だった。おどろいた。5時間近くしゃべっていたのか。帰りの道中、いつものように会話を頭の中で再現する。鮮度が落ちない間に、「選択しなかった分岐点」に自分を立たせる。あっちの方へ行ったらどうなっていただろう。なぜこっちへ進んだか。あの時、違った返し方があったんじゃないかな…..。ああいう反応は適切だっただろうか。そしてよぎる言葉、”最適”。

そんなことをつらつら思い巡らせる。まっさきに反省した。先生が悩まれていらっしゃるコトについてもっと伺わなければならなかった。失敗だ。ぼくが意識的にさけたならば重大なミス。配慮に欠けていた。否、欠落している。気づかいが足りないのではなく、気づかいを持っていない人種である。そういう人種になりたくないのになってしまいかねない。意識的にさけたか無意識的だったのか。ちゃんと吟味しておかなければならないな、って感じた。

とても申し訳ない気持ちと、とても嬉しい気持ちが交錯する。

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