風邪は年一でグラミー賞のとき

2012.02.06 雨のち曇

http://www.youtube.com/watch?v=1WydZLIkYrg

いまの気分から今朝はAngela Akiの”This Love”でスタート。手元にあるDVDからリッピングしたPVを眺めて想いをはせる。

M先生とメールでやりとり。現在進行形。いかに支援申し上げるべきか思案。メールの返信もタイピングの回数がふえる。「今までと異なるステージ」に立とうとなされる産みの苦しみでは、と心中お察しする。産んだことがないのであまり使い勝手よいレトリックではないが。

Facebookで流したが、経営者や指導者に万能を求めてしまう。指導者に万能を求める一方で、指導者が「あるひとりの子供に対して全速と全力で対応した小さな出来事」には目を向けられない。その話をFBに流した。指導者や経営者の立ち居振る舞いに目を向けるが、その洞察力を自分の言動へ向けられない。

TwitterのTLから流れてきた「誰もが世界を変えることは考えるが、誰も自分自身を変えることを考えない」との言葉。ロシアの作家の言葉らしいがソースまでさかのぼっていない。養老孟司先生も同じようなことをラジオでおっしゃっていたなぁ。

空を青く見るか、灰色か、自分次第。けだし屁理屈である。自然現象だから青か灰色かを説明できる。そも青い空を灰に見るわけない。その前に空を見上げているかどうかが定かでない、とも思う。

11:00前に出発。大阪駅で途中下車して書店で“巡礼 (新潮文庫)” 橋本 治を購入してマクドナルドで立ち食いしながら読み始める。チキンフィレオを食べたが半分でやめた。ついてきたポテトMサイズも半分でやめた。選択ミス。ファストフードとあぶらものが続いたためか、食傷気味。駅の立ち食いうどんにしたらよかった。

自分の読書スタイルは、ざっと”めくる”・”見る”・”眺める”・”読む”・”読みこむ”があって、眺めるや見る程度は1日1冊や数冊、一部分や数箇所、読むとなるとペースは落ち、読み込むは1年に1冊ならば上出来。小説の読み方が変わってからは小説を読むのが極端に遅くなった。昔は字面を追いかけて結論を知ろうと焦っていた。いまは字面から空間を描くようになった。方向音痴であるから方角に困り果てる。iPadで図面まがいなものを時々書いて確認する。

文字で読み文字だけで記号の意味を理解していた文章であったのに、文字をいったん絵に置き換えてから記号上の意味を理解する文章に変容した。「絵」が読書の速度を落とす。

13:30からF先生のミーティングに参加。新システムの操作方法の説明に業者の方がお越しになっていていっしょに聞く。UXとUIのよい勉強になった。スタッフの方々の動きや表情を観察。書類に記録する書式を頭のなかで設計。受付Mさんの表情がもっとも懸命であった。不安でいらっしゃると憶測するが、大丈夫だと根拠のない自信を確信している。15:00に終了。二駅分歩く。ちょうど30分。心地よい。