60分芸能トーク

2012.02.24 雨のち曇

Madonna “Give Me All Your Luvin’ (Feat. M.I.A. and Nicki Minaj)”でスタート。絶句と申しますか、Feat.の面々が…..。Madonnaは見る度に「変化」してるし。世界は広いです。

午前中、C社のサイトメンテ。午後からの打ち合わせを確認するためIPadを起動してF先生とのやりとりを確認。その作業中、コラボレーションの効率性と検索性の向上について思案。

F先生とこれからコラボレーションがはじまる。テーマは決まっている。前回の小児歯科予防システム再構築には約3ヶ月費やした。コラボレーションのとき、業務連絡や伝達事項にメールを使う。このメールが業務の進捗を阻害しかねないのじゃないか。

メールで伝達するよりDropboxとEvernoteの共有機能を使おうか。小児歯科予防システムで実験的にDropboxを使って成功した。

Dropboxに進捗状況や伝達事項のファイルを落としてiMessageで「例の件、落としておきましたし」って流しておけばよい。設計図やPDFなどはEvernoteで共有してiMessageで「アップしときましたよ」を流せばOK。

メールは添付ファイルを送るのに適している。その作業をDropboxとEvernoteに置き換える。添付ファイルはなくなる。メールは「伝達」と「業務連絡」だけに使える。しかし、昨今のメールは外形的な文言が増加してしまい円滑に意思疎通できなくなっている。

私はテンプレートの文章をメールに登録している。「いつもたいへんお世話になります。○○○@仕事場です。」や「挨拶文や締めの文」を登録している。はたしてそんなものがいるだろうか? といつも感じる。惰性的に形式的につけている。

「例の件、○○になりました」の一文を送るだけでよいはず。だけど、そうなると、「敬語」と「空気」がある文化では「感情」が起動する。文字情報だけを純粋に切り取るのは一般的なビジネスシーンには向いていない。

不思議なもので、iMessageのUIは「敬語」や「空気」の外形的な要素を排除してくれて、フランクな感じで伝達を送信できる。UIが会話しているようなUXを提供しているので、必要最小限の「内容」だけ流せる。

12:00すぎに出発。京都駅で途中下車して珈琲豆を購入。大阪へ。大阪駅で途中下車して “文明の災禍 (新潮新書)” 内山 節 を購入。読み流す。移動。目的地二駅前で下車。徒歩。途中のセブンイレブンでパンを1個購入しておやつ代わりに食べる。15:00に到着。F先生と打ち合わせ。その時点で腹を下している自分を知覚。何度かトイレを拝借した。

システムの方向と焦点は定まったので来週からT氏を交えて具体的な作業へ移行。3人で議論を重ねて私が文書を作成して「カタチ」をつくる。

17:30すぎに終了。移動。スタバにチェックイン。8人掛けのテーブルの対面に女子高校生と同世代っぽい女性がすわる。親子かどうか見さだめる。親子だった。カーステン・ヴァングスネス似の体型の母親がクリームたっぷりのったトールサイズっぽいフラペチーノをテーブルに置いた。他人事なのにカロリーが異様に気になる私。今の時間、それを食べて晩ご飯をどうするんだろう。隣の娘さんは、その世代らしい食欲か、母親似のフラペーチ+スイーツをテーブルに置く。いまそれを食べたら晩ご飯をどうするんだろう。席に着いた二人。娘さんは携帯電話をとりだし画面をチェック。母親はクリームをつつきながら芸能トーク開始。声はラウド。“文明の災禍 (新潮新書)” 内山 節 より母親のハスキーボイスが気になる。芸能トークの単語を理解できず。外国語である。娘さんは携帯電話の画面を見ながら母親の話に相づちをうち、時折、返事している。60分芸能トーク。沈黙はいちどもやってこなかった。エキセントリックな未来の親子関係を垣間見たのかしら。クールだ。

19:00からM先生のミーティングに参加。Sさん、Mさん、Yさんがそれぞれのキャラクターを存分に発揮したミーティングであった。とてもよかったと思う。それぞれが自身のキャラクターを自覚して役割を演じられるようになったら今以上にすばらしいチームになると確信した。それには襞のなかに隠れている感情を見つけられるようになりたいね、自分も含めて。他者の感情を自分はどんなふうにのみこんだかをを伝えられるように言葉を身につけたい。