あなたが決めなければだれもふり向かない

2012.06.09 曇時々雨

http://www.youtube.com/watch?v=_gWqc7pTNn0

今朝は Madonna – Material Girl でスタート。やっぱりMadonna – Like A Prayer Official Music Video HD – YouTubeMadonna – Open Your Heart – YouTube を好きなんです。でもガチガチの80’sっぽい洋楽を聴きたかったのでコッチをチョイス。80’sと90’sのMadonnaは聞き飽きるまで聴いた。まさにテープすり切れ状態。

福井で水揚げされた生蛸と愛知の鱧が手に入ったので食す。幸せの絶頂である。せっかくの生蛸はそのまま食べたかったところ、アドバイスに従って数秒だけお湯にくぐらせた。歯ごたえがたまらん。蛸が好物であり、堺のたこしゃぶを一度賞味してみたいのである。鱧は頭と骨、ひれで出汁をとり、手製の梅肉でいただく。残りは吸い物に。

金曜日、夕飯を食べずに睡眠したら快眠であった。やっぱり夕食を食べ過ぎなのか。良質の睡眠をいかに確保するかにつとめる。良質の睡眠は食の制御とつながっている点を体感。あと、不安とストレスに対して健全な関係を構築できるか。無だ。無の最適化。あれやこれやと思いつつも結局は無である精神の状態を探究する。

「ほとんどの後悔は自分が怠慢でやらなかったこと 後悔するのは”やらないこと”」とAmazon CEO, Jeffrey Preston Bezos が述べていた。名経営者の名言になるべく反応しないように鍛錬してきたつもりであっても、この言葉は響いた。

金曜日のミーティング、自分のファシリテーションの稚拙を反省した。僕はなぜこの場にいるのか。無力感と脱力感。自分が甘い、自分に甘いから無力感と脱力感に侵襲される。胆力を鍛えていれば、平常心を維持できたはず。なぜこの場にいるのか、と問うこと自体が他者の評価を求め、そして相手に対して何かを期待している。僕が描いている様態へ現場が変化しないから無力感と脱力感に侵される。描いてはいけない。

“歯科助手を上手に活用する法 (歯科医院経営実践マニュアル)” 澤泉 仲美子 がAmazonの歯科学で1位だった。タイトルがうまい。歯科助手の活用に悩む歯科医院へヒットしているんだろうなぁ。目次をながめてざっと目を通したくなったので、本屋で探してみようかしら。手法を知っておきたい。一方で、手法を知っていても経営者の「判断と指導(指示)」までコミットメントできない。見本の手法を提示されてそのとおりに実践できてうまくいくとしたら、それは経営者が「判断」して「指導(指示)」しているからだ。手法と判断を視点に本書をめくってみたい。

“特殊清掃” 特掃隊長 を読む。人気のブログらしい。それを書籍化した。ノンフィクションならば僕なら正視できない情況だろう。フィクションなら筆者の想像力のたくましさに瞠目。いずれにせよ、我が事として学習できてよかった。特に、自分が死んだあとの遺体や荷物の後始末を事前に相談できることを知って、へぇって感じ。依頼したおじいさんの話がいちばん印象に残った。物語のなかで唯一ほっこり読めた。

今年もロベリアが咲いてくれた。どんな花でも越年してくれると嬉しい。鉢植えのガジュマルは年々少しずつ太くなっている。なるべく上に伸びないよう葉や枝を切り落とす。切るときは忍びない。そろそろ鉢を変えないといけないかな。

三井寺の千団子祭で購入した苔玉の庭藤が大きくなるので往生する。夜になると葉はおじぎするように垂れ下がる。朝、目が覚めたときには開いている。おもしろい。

いつも同じ事を書く。植物や路傍を眺めていれば、自分が何も見ていない、見えていないことを自覚できる。私は判断していないのに他者に行動を迫るよりも私が判断していないことを自覚している「自分の無能」を精確に表現できる人でありたい。