習慣はおもしろい現象

2012.08.14 猛烈な雷雨のち曇

向日葵

早朝、雷の連打。ピカッとゴロの間隔から位置を推測したいのに、ピカピカしっぱなしだからどのピカッがあのゴロなのか見当つかない。TwitterのTLとトレンドをおっかけて、京阪沿線や八幡、宇治、北摂地域で「こんなのはじめて」なさえずりを目にした。ソーシャルメディアの反応によると、”あの”京阪電車が全線不通である事態は衝撃のようで、その衝撃のTLを目にした人が「被害の大きさ」を推し量る図式が成立していた。

今回、僕はソーシャルメディアをずっとおっかけた。特にTwitterのトレンドで表示される「交通情報」が便利だった。京阪電車の列車運行状況のサイトが高負荷状態に耐えられず、サーバーがダウンしたようで接続できなくなっていた。これじゃぁ本来の役割を果たしていない。

サイトの更新はリアルの進捗より数十分から小一時間程度遅い。SNSだとそこかしこにいるユーザが現在の状況をハッシュタグ付きで送信してくださる。ハッシュタグで検索できるからすぐに状況を把握できる。それらのなかには不正確な情報も含まれているから、一部を自分で確認しなければならない。それでもSNSがもたらす情報のメリットはデメリットを大きく上回っていた。

災害や不足の事態が発生したときのソーシャルメディアはこれからも威力を発揮する一方で、デマや偽の情報をフィルタリングする技術は進化していない。ダマされる人はいるし、偽の情報で右往左往する人もいる。

あとは気象庁のウェブサイトがとても充実していてびっくりした。災害情報や雨雲の予想進路などの一次情報が確認しやすい。これからは気象庁のサイトへダイレクトにアクセスして情報を収集しよう。

第三十八候、寒蝉鳴。今年は蝉の鳴き声がうるさくない。耳に入ってこない。気にしていないせいか、あれ、あんまり鳴いてない? ってぐらい知覚しない。

ハマチがちらほら。手頃な価格で手に入る。天然が好みだけど数が少ない。脂が少ないのでさっぱりしているし、醤油漬けにしてどんぶりで食べてもうまい。刺身や塩焼きもOK。わずかな血合いが気になるのをのぞけば鮪より好み。

アルバイトの資料の入力を予定通り2日間で終了。二つ三つの問題が発生。それらの確認事項をテキストにまとめてメールで送信。あとは夏季休暇明けの返信待ち。

10代を中心にLINEがデフォルトになっているらしい。SNSに分類されるかわからない。使っていない。スマートフォンの必須アプリのひとつで10代はLINEでコミュニケーションしているらしい。らしい、しか書けない。新しい技術とプラットフォームが犬の年齢よりも速いスピードで登場する。そろそろついていけなくなってきた、と自覚している。

SNSが登場してからウェブサイトの役割についてフレキシブルに考察するようになった。一昔前なら「パンフレット」的なサイトを蛇蝎のごとく嫌っていた。いまはそういうサイトもアリだと意見を改めた。業種によってはウェブサイトの更新を減らしてもSNSを頻繁に更新していれば、より多くのユーザから最終成果を得られるかもしれない。

反対にSNSに不向きな業種や組織もあるし、SNSといっても更新するプラットフォームをどれにするかを決めるのも一苦労だ。僕の場合、いまの仕事から離れたら、ブログとTwitterとFlickrだけに絞って更新する。Facebookの更新は停止する。Twitterのさえずる内容は変わりそうだし、ブログの形式もこのドメインから離れて別のシステムを採用してもよいかも。

こうやって整理したら自分の習慣を理解できる。システムやプラットフォームをのりかえても、どこかで書き続けるし、写真をアップして、たまにさえずる、ぐらいの出力はやっていく。

習慣はおもしろい現象だ。