不味い外食や中食に遭遇しなくなった

2013.03.18 雨

[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=UGEbWXc5KoU]

今朝は サニーデイ・サービス – 今日を生きよう でスタート。やわらかくぐさっと刺さるタイトル。案外、今日を生きてなかったりする。今日のはずなのに、明日以降の「予定」に惑わされる。昨日以前の記憶に彷徨ったり。

第九候、菜虫化蝶。二十四節気の啓蟄とあわせて漢字を一瞥したら春とリンクする。10代、20代にこの単語を知っていたとしても、何も感じなかったし無関心だろう。歳をとるにつれ天気が気になる。これがなぜかまだわからない。気になる瞬間の自分を知覚してみたいけれど、習慣化されているのでなかなか「瞬間」を外から眺められるような場所を自分の中で発見できず。

SNSで写真を眺めているとおもしろい。特にスマートフォンで撮影された写真。

視点と視線。

季節を切り取る視点、自然の変化を察知する視点、街並みの眺める視点、空を見上げる視点。それぞれの視点がおもしろい。視線が向かう先へカメラを構える。カメラを起点にすれば、望遠と広角の視点がある。「見たまま」撮影する人もいらっしゃる。ディスプレイの写真をスライドさせ、自分の視点との差異を認識する。

琵琶湖

たまに外食や中食を利用したとき、不味いものを口にする確率が低くなった。自分の味覚が鈍ってきているからそう思える。食品添加物や原材料を気にする人は、外食や中食を利用しないかもしれないが、僕は、一周回って(直径はずいぶん小さいけれど)、そのへんを気にしなくなり、食べたい物を食べている。

15:00にミーティングが終了して、京都まで移動しようとしたら小腹が減った。だいたい15:30から16:00の間に小腹が減る。大阪駅のハートインに立ち寄り店内を物色、「おやつのパン」とラベルが貼られた小さなパンを見つけた。あんパンの形で、中はチョコレート。大きさはゴルフボール1.5個分ぐらい。小さいパン。67円。ためしに買ってみた。おやつにほどよく、不味くない。

(非常に下品な表現なんだけど)コストパフォーマンスがよいかわるいか判定しないけれど、これで夕食までお腹がもつからありがたい。

豊かさを実感した。

冬に体重が減少する。いまは54.7kg。数年間からの傾向に気づいた。筋肉の量が減少していると憶測している。実感がある。足がおかしい。うまく表現できないけれど、冬から春にさしかかる今頃、足の力がはいらない。ふるえながら歩いているみたいで、下半身が弱くなっているようだ。

こうやって自分で勝手に解釈して、これではいけないと奮い立ち、歩くか、走るか、山へ行くか、水へ向かうか、何かしらの運動しはじめるのだろう。まったく何もしないかもしれない。自分がどうなっていくか楽しみだ。

人はなかなか変わらない、という人は、その人自身が変わっていないからそう言いきるだけだ。もっとも主観の見方をあたかも客観的に言い換えているにすぎない。

36歳の僕が、5年後に詩集や絵本や子供の科学を読み、花鳥風月を感じたいと願うなんて想像しなかった。想像力が貧しかったとしても、そういうものだと思っている。