微睡は重力、言葉は無重力

2013.07.20 晴れ

[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=jr5UVldIKLM]

Rhymester – This Y’all, That Y’all (feat. Super Butter Dog) でスタート。音楽のリンク。アーティストと声とリズムの点在がつながっていく。RhymesterとSuper Butter Dogがシナプスで接合して興奮信号を送信してくれて、マイ歓喜。

昼から三宮へ。16:00からネットワークの調整と院内LANのメンテナンス。不具合の原因を調べて仮説をたてて、対策を講じる。今回、仮説が正しかったと証明されて、O先生が困っていた二つの症状が同時に解決。久しぶり、こういう感じは。O先生の満面の笑みを拝見できてとても嬉しかった。

特に今の自分にとっては心底響いた。

17:30終了。ぶらぶら三宮、ぷらぷら真ん中、ふらふら心中。天は路面店、地は書店の砂時計をくるくるひっくり返して時を流す。食欲は皆無。海を前にビールと読書。

昨日の大津の夕焼けと神戸の夕焼け。二日続けて淡紅から紅の階調。明日の日曜日、明後日の月曜日、夕方はやってくるのに、見逃したくない、見逃せない夕方の色直し。夕暮れが夜へ手をつなぐ刻。

格子

周期。波長、波形。下降は訪れる。予想できたり不意もあり。下降の底はわからない。底を迎えないまま転じるかと思えば、前の下降よりも深く落ちる。

今回は感知。なんとなく。鵺が奈落へ連れて行く予感。降下、降下、降下、ゆっくり。高度がありそうな気配。

落ち始めたら何もしない。

日々のやるべきことはこなす。今回はゆっくり長く沈んでいく。ここは書けそう(かも)。暗さはない。つきあう術を習得しつつある。

夕涼みの場から左右が男女の空間へ、時間へ。そろそろ失礼しないと。

帰りの列車。微睡む。微睡みは言葉を浮遊させる。単語の断片や文章になりきれないフレーズ、万華鏡が眼瞼の裏側で痙攣したり、映像が浮沈。微睡みの映像は編集自由、著作権フリー、改変して自分の喜怒哀楽の色を塗り重ねる。

微睡は重力で、言葉は無重力みたい。京都駅に到着したら覚えていない。