禁断症状発令中

2013.07.23 晴れ

[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=M4sWFgBYNbI]

山崎まさよし – セロリ でスタート。歌詞が好き。好きと嫌いのコイントスなくるくる回る感じ。でも、”好き”は立ち居振る舞いや性格、物言いや果ては物事の捉まえ方まで気にしそうだけど、そんなの越えちゃえって存在に出会ったら、「違うところを尊敬し合いたい」し「同じところを 大切にしていたい」よな。

二十四節気、大暑。太陽の黄経は120度。第三十四候、桐始結花。旬の野菜は枝豆。好物。リズムで食べてしまう。ポリポリ、ポイ、ポリポリ、ポイ、ポリポリ、ポイ。

トマトやみかんが一昔前の西瓜みたいな糖度へ改良され、果物がホイップクリームかと思え、野菜や果物がスイーツへ分類されそうで、品種改良にかける情熱はピーマンを食べやすくしてくれたとしても、「ひとつの方向」へ向かっていそうで、来年入学用のランドセルが売りに出されていると知ったときの気持ちと似ている。

先週の金曜日、期日前投票を済ませて山手の公園へ散歩に向かう途中、蜩の声が聞こえた。夕焼けに見惚れていたら声がやってきた。

恥を晒すと、花や雲、空をはじめとした自然の名称を知らなすぎる。ようやく勉強を始めたところ。

小学校の低学年からひとりで通学しており、途中、山鳩の鳴き声が聞こえて足を止める、キョロキョロ。登校を忘れて探す、見当たらず、探す。それを梟と思っていた、ずっと、30歳手前まで。

そんな無知が、蜩!! と心のマイクを握るのはいかがか、と刹那の理性が発動して、本能は蜩にしておいた、カナカナ。自分だけだから恥もないわ。

夕焼けの空

禁断症状発令中。

たこ焼き、モダン焼き、いか焼き(“姿焼き”ではない) を食べたい。満月より短い周期でやってくる症状。子供の頃にインプラントされたDNAは恐ろしい。

粉モン食べながらアホな話でアホみたいに笑って、呵呵大笑して、無為の今日をアホらしくなるまでロックで飲む。

美食に興味はない。食べる、は匂いを嗅ぐであり、噛むであり、温度を感じるであり、記憶を編むであり、誰かを感じる。