Lake Biwa
diary

匂い、感じる、歌詞を覚えて曲名なんだっけ?

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2013.07.29 雨

小沢健二 – 痛快ウキウキ通り でスタート。偶然、ここをご覧になった方もよろしければごいっしょにどうぞ。「喜びを他の誰かと分かりあう それだけがこの世の中を熱くする」んだよ、ね。これ、なんでもよいから自分なりに一度体験できちゃうと、あの”わたしのうふふ”感は勝手にふらふらお出かけして、誰かのハートに忍び込んでくつろいでいて、そうやって”わたしのうふふ”感があちこちに伝播していくんだよ、たぶん。

時代と世代がまるっと共有してそうなアーティストや曲ってない?

いまの10代や20代の方々も小沢健二さんを聴いたとして、私がビートルズを聴いているみたいな座標かもしれず、断定はいけず、曖昧にしとく、としてもやっぱりあの時あの場所であの雰囲気を共有する空中散歩があり、”あの”を連発する歳になったじれったさにくわえて鏡を見てシミに驚くのとシミがないぐらいの音楽距離があり、でも懐古じゃないよの言い訳、ひるがえり若い方々が”いま”共有しているアーティストや曲があるはずで、世代と世代がべったんで争うより、まぁまぁこういうなんどうです?な蜘蛛の巣の世界にしていこうよ、であかんやろか?!

第三十五候、土潤溽暑。つちうるおうてむしあつし、で近所のグランドまで散歩へ行けば、地面から陽炎が立ちあがっていそうなのに、雨。東北と北陸は梅雨明けしていない。各地に甚大な被害をもたらしている雨。

気候という時間的な幅でとらえたらこういう気象はあると言われても、日々の暮らしに没入している私の時間的な幅は天気。だからおかしいよねって感じるわ、やっぱり。窓から見えるコンクリートの雨水は琵琶湖へ向かって流れていた。

旬の野菜は苦瓜。チャンプルーや佃煮とか。成人して苦味のあるものを食べられるようになった。味覚が退化したか、耐性の強度が増したか。どちらでも不思議、おもしろい。

45回転ずつ回っていつか元にもどったらもっとおもろい。

Lake Biwa

*FUJIFILM X-E1 *FUJINON XF35mm f/1.4

6,000m以上の山に登ると匂いがしない。野口健一さんが平野啓一郎さんとの対談でおっしゃっていた。生物がいないからとの由。無意識のうちに匂いを探すんだって。

音楽が記憶とリンクしている(と私は勝手に思っている)ように、匂いは記憶と結ばれる。

東大阪で育ったから湖や海に縁がない。にもかかわらず湖のほとりは鼻腔を二度寝から起こす。確かとあやふやをブレンドした記憶をマグカップに注ぐ。懐かしい匂い。

匂いは記憶、匂いは未来。無意識で匂いを探さなくてよい場所にいる。

知るよりも感じる。対談はそう教えてくれたかのよう。匂いを知るより感じる。「より」は優位と劣位の判定になりそうだ。判定じゃない。

本を読んで知ったことは、曲名を知っていて歌詞を知らない歌みたい。勉強していない自分を恥じたとき、感じられる人になりたいと念じた。

感じられた後に本を読んで知ったことは、歌詞を知っていて曲名を知らない歌みたい。いまはこっち。いつか両方が一致するように願う。ゆっくりでよいから、ゆっくり。

外へ出る。知らないがいっぱい。そのなかから自分が何か感じたことやものを抱きしめる。抱きしめたことやものの仕組みを理解したい。ひとつの理解でもたくさんの時間がほしくなるはずだ。

感じるは土、理解したい衝動は種、ちゃんと育てて欲望の根をはりたい。

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