diary

折り目

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2013.08.27 晴れ

Stevie Wonder – A Place In The Sun を聴く。気持ちが枯れそうなとき、この歌を聴く。歌詞の陽射しを浴びて根が腐っていないか確かめる。少し腐りかけている。自分でなんとかメンテナンスしないと。閉じるべきときは閉じ、正体の知れない心がひたひた押し寄せてくる。逆らいたいのに逆らえない恐怖。自分が踏み出せばよい。

K先生のページ制作。制作してずいぶん経ったサイトへ写真を掲載するのって難しい。いまのスタイルに合わせると、据わりが悪い。かといってサイトに合わせたら、デバイス環境がちらりよぎり、不便じゃないかしら、と。

本に折り目をつけて読む。何度も読み返す。折り目をつけた心の接点を探す。折り目の動機を確かめられるときもあれば、不明のままもある。残像があり実像がない紙の上、安堵と探究が入り乱れる。私の感性は少し衰えたところで留まっていた安堵。新しく折り目をつける探究。いつしか折り目のページが折られていない紙をしのぐ。本を立てて上から覗けば隙間。折り目がつくった過去と現在。それが自分かもしれない。その時々で折り目をつける。折り返せない印をつける。

本に折り目をつけないで読む。どうしてもそうしたくなる本がある。何度も読み返す。読み返す度に心の接点は異動する。襞に這い込んだ言葉は、通り過ぎようとしたら必ず引き留めて、肺腑を抉る。残像がなく実像がある字面語感。不安がさまよう。抉られなかった思いの集積を収める心の位相はどこだろう、と。折り目を確かめられない戸惑い。それが他者かもしれない。折り目をつけないのではなく、つけられない。隙間ができない過去と現在。その隙間にほんのわずかだけでも埋めてほしい我が儘な願い。

石畳

孟軻は「道は近きにあり、然るに、これを遠きに求む。事は易きにあり、然るに、これを難きに求む。」と残した。

頷く自分と抗う自分。道がなければ? それとも道がないと思い込んでいるだけ?

漫ろに書く文章。言葉は残像であり、実像になれない。なれないと言い切る羞恥。自分の非力を恥じるより言い切りたい欲求が、いまは支配している。

果てのない想像がひとつの現実のなかで馥郁と辺りに散っていく。

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