ぼぅっとかすんでいる過去と、それよりももっと頼りなくかすんでいる未来の接点が今で、そこに自分はいるらしいが、過去をどこまで遡れば自分が見えてくるのか、未来をどこまで想像出来れば自分が落ち着くのか、それが分からないからウナギみたいに捕まえにくい時間というものに、どこかでけじめをつけたくなってくるのだろう。
『ひとり暮らし』谷川俊太郎 P.92
“自分”が見えなくてもよいと願いつつ、”自分”をできるだけ減らしていこうとしている今、「時間」との付き合いかたはまだまだよくわからない。
よく読んで、よく書いて、よく撮って、よく歩く。これに、よく働くが加えられたら、言う事無し。最良だろう。
単調な日々。
精度を高めたい。