- 2005-08-01 (月) 7:29
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30日午前4時46分(日本時間午後6時46分)から船外活動をはじめた野口聡一さんの姿を食い入るように見つめる自分に、自分が驚く。理由は後回しにするとして、野口さんの足下には地球という構図に陶酔してしまった。「きれいやなぁ」「まぶしいなぁ」「あの球のなかで住んでいるんやなぁ」のフレーズを連発。画面をかじりつきながら
- 「スピード感ってあるんやろうか」
- 「体感温度ってあるんやろうか」
- 「目視で地球の色は何色ぐらいに見えるんやろう」
- 「逆さまになったときは、どんな感じやろう。そもそも逆さまってあるんやろうか」
- 「修復実験で塗っている材料は、何でできているんやろう」
をはじめ、次々頭に浮かぶクエスチョンを、矢継ぎ早にパートナーへ投げかけると、即答。「得意のネットで調べるか、NASAに行こうか?」。
ホント困った人やなぁって顔をされた。自覚できないのだが、なんでも隣にいると、心から楽しんでいるかどうか、「目」を見ればわかるんだって。宮古島の旅行でもそうだったみたいで、まさしく目が「ランラン」状態なんだと。それに声が「ワントーン高く(いわく、奇声らしい)」なるらしい。お恥ずかしい…..orz。
そうそう、自分が驚くというのは、昔、といってもほんの数年前ぐらいまで、この手の話題や分野に正直あまり関心がなかったから。野口さん以前の日本人宇宙飛行士の名前も、おぼろげにしか出てこないし、どんなことをやったのかほとんど憶えていない。
ところが、今回は全く違う。1秒間に8km、90分で地球を一周する速度にもかかわらず、停止映像のように見える(スピード感がない)理屈を知りたい。太陽光線が当たる時には120度、当たらない時はマイナス150度にもなる船外活動をサポートする宇宙服の素材や仕組みを知りたい。その他にも、知りたいことが山ほどある。
シャトルの打ち上げ費用や、宇宙の数パーセントしか探査できていないNASAの予算に何の意味があるのか。同じ人類というカテゴリーなら、「飢え」や「病」に使う方が有意義なのではないのか。そんな意見に耳を傾けなければいけないのも理解できる。それらの意見に対してロジカルに反証できる学を持っていない僕は、謙虚にその事実を受け止めないといけないと承知している。
それでも、なんというかありきたりだけど、「地球の存在を確認できる喜び」みたいなものが、今回は、自分の中でふつふつとわきあがってくる。
「宇宙からみる地球は本当に綺麗(きれい)です」「私の好きなあの茅ヶ崎の海が、この地球の一部なんだと素直に感じることができ、とても嬉(うれ)しいことです」
31日午後、「野口聡一さんを励まし、宇宙への夢を青少年・市民とともに育(はぐく)む会」に届いた野口さんからの電子メール。感激だなぁ、宇宙からのメールなんて。メールが届くメカニズムは分かるけど、アナログ的浪漫がある。
行った人にしかわからないし、本当に綺麗なんだろうなぁって羨んでしまう。
昔は全く関心がなかった地球と宇宙。なぜ今回は、関心を持ったのか?心境の変化をもっと内観しないとね。
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