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熊本-鹿児島 #4

  • 2007-02-22 (木) 23:26
  • trip

午前中、熊本城を探索したあと、午後からは繁華街を練り歩く。その他観光地も。まぁ、それらはすっとばして、いよいよ熊本最大の目的、馬肉へ。昼間の熊本らーめんがちょいといただけなかった分、こちらにすべての成否がかかっていた。

ちなにこのエントリーの写真のリンク先、Fickrのタイトルは「tengoku」と表記しています。まぁ、英米人もご覧になっているかもしれませんので、一応念のため。horse meatはねぇ。

tengoku #7 kumamoto

九州の知人にたずねたところ、紹介された店。インターネットで検索してもなかなかでてこなかった。場所も繁華街とは反対の方角のため、人気の少ない場所にぽつんとたたずんでいた。最初、「えっ、ここ?!」って感じだったが、「まてまて、過去の経験からこういう所がツウの店」と食べる前から自賛して暖簾をくぐる。

tengoku #1 kumamoto

女将に「滋賀県から陸路夜行でやってきましてね、今晩、これがいちばん楽しみやったんですわ」と声をかけると、「どれもおいしいですから」とにっこり意味深な笑みをうかべておしぼりをわたしてくれた。

で、まず最初に馬刺しを注文。コースもあったし、そっちのほうが結果的に安かったのだが、35歳にもなると量が食べられん。というわけで単品で堪能することに。

写真は、すでに数枚食べたあと。臭みはまったくなく、下手な牛肉より数段ウマイ。ともすれば話がはずんで、箸を置くと後悔するはめに。うっすらと脂がとけだしている。い、いかん、いかんとあわてて口にほうりこむ。刺しの余韻に浸るまもなく、焼酎を五臓六腑にしみわたらせると極上の時がながれだす。

tengoku #2 kumamoto

からしれんこん。一口たべると、「う、大丈夫、へいきへいき」で、二口目も「ぜんぜんいけるやん」と調子こく。そして、ぱくっと口にいれると涙腺が一気にゆるみます。ツ〜ンと鼻から頭の頂点へぬけていく香味。か、からい。でも、焼酎のあてにやめられない。

tengoku #3 kumamoto

なんども書きますが、まったく臭みもなくえぐみもない。ただただ最高。このタンも絶品。女将の意味深な笑みがようやく理解できた。おそらく、「うちが一番」という自負と私が目を丸くする様子がすでにわかっていたのだろうなぁと、タンをほりこみ得心。

tengoku #4 kumamoto

そして刺しの寿司。正直、いままで食べた寿司のなかで最高。別格。とけた。あまい。舎利の分量もばつぐん。薬味もきわだつ。大将、寿司職人かよって思わずつっこみかけた。

後に二皿目を頼むためにカウンターへ猛ダッシュすることになった。これを食べるためにもう何度でも足を運びたくなる。京都でも食べたが、ここまで新鮮な刺しはだせない。やっぱり素材と新鮮さに勝るものはないのか。

花兆庵すし兆も絶品で、富山でとれたカンパチを食したときは正直、これほどウマイ寿司は生涯出会わないだろうって思ったけど、浅はかでした。

tengoku #5 kumamoto

うう、やめてほしかったのに注文されてしまった。馬肉と納豆をまぜっこしたやつ。堪忍してくれと逃げようにカウンターへ走り、女将に「刺しの寿司もう一つ」。

tengoku #6 kumamoto

二皿目。「恥ずかしいんですけど、二皿目お願いできますか」と頼んだら、女将が「そんなことありませんよ。さっきの方は3皿召し上がりましたから」と。な、なんと、三皿。たしかに、全部これでもいいかもしれん。

まぁ、このお店に行くために寝台列車に乗るのはちと正気の沙汰ではないかもしれん。でも、その衝動をおさえがたいほど、絶品。次回の九州の旅でも寄ってみたい。

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