不動産は投資? それとも居住用? -2-

不動産は投資? それとも居住用? -1-の続き

不動産モデル

ここで問題が。

  • 「日本は住宅コストが異様に高い」
  • 「日本は、新築で家を買うのが既定路線」

この2点をどう解決すべきか。悩んだ。で、結論。あくまで天寿を全うするという前提です。

  1. 「まず自分の住宅コストを米国並みにもどすと、収入の約3倍。
  2. 日本の平均年収が500万前後。ここから取得できる住宅コストは、1500万前後。
  3. これをキャッシュで買うとすると、年100万の貯蓄で15年。40歳前後に取得。
  4. その後定年までの20年、改装費を蓄えて、のち改装。
  5. 改装目的は、ライフスタイルにあわせた居住空間を育てる発想。

ターゲットは、”中古物件”。

ココで二つのことがわかって今に至。

  • 「年100万の貯金で15年で1500万。サラリーマンでは割に合わんかもしれん。」
  • 「中古市場が正常に機能していない限り、良質な中古物件を見つけるには時期尚早」

その後貯蓄は計画どおりうまくいってるかって?

そうならないから人生はオモシロイ!

この講義の内容を再現していくれていて、目からウロコの資産形成の本が、『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 ― 知的人生設計入門』

この本は賛否両論があるかもしれません。”QOL”の視点がまったくない。感情論を含んでないから、論理的破綻が皆無。

グローバルな現象の本質を単純化モデルを用いて、個人の人生設計にあてはめたのち、論理を展開している。だから各分野には反発もあるかもしれません。答えは同じ。

「人生設計に正しい答えがあるわけでなく、また正しい答えを他人に求めていけない。いかに自分で勉強し、自分で判断し、自分の人生設計を決断するか」

ですね。少なくとも自分の不動産は決断できた。