MacBook Proという名前はダメなのか

ブログ界の評価としては、とにかく「MacBook」という名称がダサいというものから、「Pro」を追加したのは、Macがプロ向きではないというアンチApple派の意見に反応したにすぎない、というものまでさまざまだ。また、Appleが「Pro」を使用したのは、同社が一般ユーザー向けの下位機種に取り組んでいるためではないかと推測しているブロガーもいる。

via: 「MacBook Pro」という名前はダメなのか–アップル製ノートPCに対するブログ界の評価:ニュース – CNET Japan

先日発表されたAppleのIntel Macのうち,ノートPCの「Mac Pro」というネーミングには予想外の注目が集まっているようです.海外のブログ界では,「否定派」の方が多いのでしょうか?日本のブログ界はそんな侃々諤々ってほどではないような感じがしますが(笑)

商品のネーミングは,ブランドを表現する大切な要素だと思います.Power Macのように「長らく愛着をよせられた」商品は,従来のイメージを一新するのは難しいですね.

また,商品単体だけのためのネーミングではなく,全体のなかでの位置づけや他の商品群との関係性などを吟味せざるを得ないケースもあると思います.

『もっと早く受けてみたかった「ブランドの授業」―「本当の価値」はどのように創られるのか?』の”ネーミング,三つのポイント”(P.69)によりますと,

  1. 「ずばり」—–ずばり価値を言い得ていること
  2. 「響け」—–耳に心地よく響くこと
  3. 「刺され」—–記憶に残っていつまでも心に刺さっていること

に要約されています.さて,「MacBook Pro」はどうなんでしょう?今後,「MacBook Pro」がどう定着していくのかが楽しみです.

『もっと早く受けてみたかった「ブランドの授業」―「本当の価値」はどのように創られるのか?』