出生率の低下だけでなく移住もね

極論ですけどね、英語教育を導入したらその数十年先を先取りした現象がすでにおこっているのかも。

米紙ニューヨーク・タイムズは15日付で、「日本からの脱出」と題した特集記事を掲載、日本にない自由を求めてニューヨークに移り住む若い日本人女性が増加していると紹介した。もう日本はイヤ!NYに脱出する若い女性が増加 米紙が特集:イザ!

導入の是非について私にはまったくわかりませんが、とにかく話せるよになって大陸が心理的に近くなったとき、「別に日本で働かなくてよいや」って舵を切り出す世代も登場するのかもですね。そうなると、出生率の低下で衝撃をあたえた年金も違う要素をカウントしなくては?!まぁ、極論でしょう。

それでも、反対を考えてみれば頷けるもので、海外で日本語表記だらけの土地へ訪れると「違和感」が多少ゆるんだりします。陸続きでない住民が抱く独特の感覚かどうかわかりませんが。

そういえば、昔お世話になった会社に中国の方が在籍していて、退職されるとき、

「Cさん、会社やめたら次どうするの?」と私が尋ねたら、Cさんは

「カナダかアメリカで働こうかなぁ」

と答えられたのを聞いてのけぞったのを覚えています。Cさんは中国語・日本語・英語が堪能で、+システムエンジニアだったので、まぁ、へんな話、世界中どこででも就職できそうでしたが、それよりも、「カナダかアメリカ」っていう単語がさらりと口にされたことに驚きました。まるで隣町でもいこうかなぁって感じでしたね。