避寒

2009.12.15 曇り

日曜日と月曜日を一人で過ごしたせいか、自宅がいつもより寒い。早朝、寒くて目が覚めた。気合いを入れて着替える。スウェットパンツをはいてもう一枚パンツをはく。スウェットシャツを着てその上にジャンパを着る。でも寒い。大阪へ引っ越そうかと本気で考えたくなる。

起きてすぐにアルバイトの残り5%を処理して完了。その後、終日、S社のアクセス解析とGoogleカスタム検索を設置した。一般的に分析とはどの行為を意味するのだろう。以前の仕事で例えると、財務諸表の分析があった。便利になったもので、画面の指示に従って数値を入力すれば、計算結果が表示される。比率である。さらに、それらをグラフィカルな指標へ変換してくる。これを分析とはいわない。でも、今から振り返ると、そういった入力作業と出力された結果の異常値を確認する行為を分析と受け止めていた、と思う。

アクセス解析ならば、Google Analytics が結果の出力どころか入力作業まで省略してくれる。ただし、もっと詳しいデータを収集するなら生ログを加工しなければならない。Google Analyticsに限定すれば、コードを所定の位置へ貼り付けると解析する。ところが、出力結果を把握するとなるとやっかいである。さらに、解析結果を理解するのはもっとやっかいであり、加えて分析から仮説の構築や実践方策の選択となると、それはもう位相が異なるのではないかと首をかしげるほどやっかいだ。

分析という行為の定義は何であり、それらのどの部分に報酬が与えられるのか。その時、分析する側と分析を要求する側が異なっているケースが高い。となると、分析する側の認識と分析を要求する側の認識を一致させなければならない、と想定するのだが、そうともかぎらない。そんなことを思い浮かべる自分の思考回路を自己分析していた。この場合の分析は正しい使用方法だろうか。

夜、以前から欲しかった 『チボリオーディオ モデル1 クラシックウォールナット/ベージュ』 シャディ [to Amazon] をまたチェック。ところでラジオはエコポイントの対象なのだろうか。家電製品に疎いし、エコポイントに興味をもっていなかったので、ポイントの対象基準を知らない。たぶんラジオは対象になっていないはずで、その理由を想像していた。想像であるけれど。

エコという言葉が使われなくなる時代がやってきてほしい。公害は膨大な被害者を生み、その経験を経て、公害のステータスはいくぶん低下した。そんな単語を使わなくても企業活動の前提に組み込まれるようになった(完璧ではない)。川へゴミを捨てている人々を映す白黒の映像。ほんの数十年前の出来事を見たとき、今の人は顔をしかめる。そして今の人々の生活を見て、数十年後の人は顔をしかめる。不思議ではあるけれど、事態はおおむね好転しているかなと楽観的。