中国人と争う福袋

「初売り」に多くの人出=福袋とセールでにぎわう−大手百貨店

大手百貨店が2日、2008年の営業を一斉に開始した。東京都中央区の三越銀座店では、「福袋」やバーゲンセールを目当てに昨年より3割増の5000人近い人が行列。予定を30分、繰り上げて午前9時半に開店した。主力の婦人服をはじめ、各売り場とも「初売り」に集まった客でにぎわった。セールの情報を事前に調べた中国人観光客の姿も目立ち、売り場の位置を案内所の係員に尋ねる光景も見られた。

来年あたりから中国人も福袋争奪戦に加わりそうな。中身をビリビリに開いて”確認”して、おっと、正確には器物損害を犯してお買い物。ゲーム機やソフトを購入するために並ぶ中国人、”並び屋”が跋扈しそう。

なにより福袋を両脇抱えた人が言う。「毎年、30万ぐらい買いますよ。そしたら大体180万円相当ぐらいが入っているかな」と笑顔で。

すべてが「数字」に置き換えられる時代に突入。