お店からみた店内と実際にお客が利用した時のくい違いを経験されたことはないでしょうか?
最近、新横浜ラーメン博物館のような拉麺や麺類を一カ所に集めている食のテーマパークがあります。
京都にも京都拉麺小路というテーマパークがあり、すべてのお店が、入口の食券販売機で食券を購入してから並んで待つシステムを採用しています。
初めて食べに行った時、この先に食券を購入し並ぶシステムに戸惑いました。実は買わずに並んでしまったわけです。と言いますのも、歩いてくる方向から食券販売機が見えず、そのまま列に並んでしまいました。待ちに待って列の先頭に来たときに初めて食券販売機の存在に気づき、ガックリ。
食券を買って最後尾に行くと
「食券をお求めになってから、並んでください」
と書かれてある小さい立て札に気づきました。
まぁ立て札に気づかずに並ぶことに目を奪われた自分が悪かったなぁと、再度並びなおしました。ちなみにお店の人には、
「食券を買っていただいてお声をかけていただいたら、すぐにお席にご案内します」
と言っていただきました。すごい気持ちのいい対応でした。ありがとうございました。
再び京都拉麺小路に訪れて違うお店を利用したときに、少し残念な出来事がありました。そのお店は外で並んでいる最中に食券を渡し、席に案内されて座って数分後に注文の拉麺がでてきます。
私はいつも店内をぐるっと見回したり、ジッと観察するクセがあり、目の前のメニューにフト目にやると、
「当店は歯切れの良い麺で調整しています。柔らかめをお好み方はお声をおかけください」
とのことわり書きを見つけました。
フ〜ンと思いつつ、おもむろに拉麺を口に運ぶと…..。スープがうまい、具がおいしい、でも麺が個人的には固い気がする。目の前の意味がわかったような気がしました。
このメニューのことわり書きを、皆さんどう思われましたか?
お店の中で注文を聞いてもらう場合、いっしょに「麺、やわらかめ」って言えますよ。また食券の場合でも次からは渡すときに言えます。でも初めてこのお店にきた時は、いつ声をかけければいいか少し疑問でした。
店舗運営は、少し他の店舗と諸条件や勝手が違っても、同じように運営するかもしれません。運営者からすると当然のことだと思います。でも今回のように食券を先に購入するシステムの場合、お店の中で注文を聞くときと同じように運営できるでしょうか?
やっぱり利用してみると戸惑うこともあります。
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