オフィス・デポ ジャパン:米国本社流のSEM活用術でネット販売の急成長を実現
オフィス・デポ ジャパンが、2000年9月に開設したWebサイト「オフィス・デポネットショップ」を、売上全体数%から目標の10%をクリアし、いまや通信販売全体の売上の約20%を占めるまでに成長させた内容です。その原動力となったのが、SEM(Search Engine Marketing)です。SEMを採用した理由に、
弊社としては国内で初めての本格的な広告展開であり、様々な手法を検討した。その結果、著名なサイトのトップページにバナーやテキストを掲載する、いわゆる純広告の形はその効果を疑問視する声もあった。しかし、SEMは米国で一定の成果を上げていたため、その手法を採用することにした
現在は、ネット広告代理店のオーバーチュアを通じて、「Yahoo!JAPAN」「MSN」「Google」でSEMを展開しているのですが、興味深いのは、Yahoo!JAPANとGoogleで、キーワードを使い分けている点です。
- Yahoo!JAPAN: 比較的大きな括りのキーワード
- Google: 細分化されたキーワード
前者を利用しているユーザーには、ネット検索に不慣れなユーザーも含まれていることを想定し、後者はネット検索に精通したユーザー向けであると考えています。
さらに、検索結果によって表示される説明文にも気を配っています。制限された文字数のなかで、ユーザーの関心を引くキャッチコピーをいかに作成するかという点です。
記事自体は短いですが、SEMをどう活用するかのヒントになるのではないでしょうか。