タイミング イズ マネー

JIC: タイミング イズ マネー

モバイルツールの活用が、マーケティングでいう「タイミング」のチャンスをいかしきれるかどうかのカギになるという記事です。

マーケティングでは、「タイミング」が重要といわれます。しかしながら、実際、適切なタイミングで適切な内容を訴求して、高い販売効果を得ているかどうか、という疑問を投げかけています。

では、なぜ、タイミングをいかしきれていないのでしょうか。

その理由は、適切なコミュニケーション手段がないことだ。例えば PC インターネットのメルマガだと、受け取って開封した時点では雨がすでにあがっていたり、もう次の日になっていたりする。折り込みチラシや郵送 DM も同様にタイミングを逸してしまう。

手段としてモバイルが登場し、タイムラグを埋めてくれるようになりました。いくつもの活用方法が開発されています。クーポンやケータイDMが、一例です。

美容院などの直前空枠というタイミングも、モバイルメールなら捉えることができる。「明日は結構空いてます。直前割引10% OFF でご提供。ご予約希望の方は、下記の PhoneTo を押して電話をください!」といった具合だ。

上記の事例と類似しますが、滋賀県の草津市の美容院でも、雨の日は、予約がキャンセルされたり空きがあるので、ケータイで会員登録されているお客さまへ、「今お越しいただくと、10%OFF」といったメールを配信しているそうです。

「時」「分」「秒」といったリアルタイムでマーケティングを展開できるからといって、機械的に「今の状況を伝えたり、いつもやっているようなセール」を配信しても効果が期待できないかもしれません。「日常」に「偶発的要素」が加わった内容になることで、「ユニーク」がうまれて、引きつけられる可能性があるのではないでしょうか。