すべては無線LANのおもむくままに

少し古い記事だけど、CNETのインテル、WiMaxチップセットの出荷を開始を読んで、どんな未来がやってくるんだろうなぁって、少しワクワクしたので、後半に僕の妄想を書きなぐった(笑)

WinMaxは今のWi-Fiにとってかわる次世代の無線通信規格。Wi-FiのデメリットとWinMaxのメリットは、

Wi-Fiプロトコルは、通信距離がメートル単位の狭い範囲で、キロ単位の広範囲には至らない。WiMaxでは、通信距離が最大48キロメートル、通信速度は70Mbpsで提供される。

最大48kmも離れて通信って….、そんなオーバーな距離でなくても、JR大阪駅とJR天王寺駅との"環状線通信"みたいなものも可能になるわけか。あとスループットが70Mbpsということは、FTTHの平均値程度以上の通信なわけで。

WinMax+IPv6の時代がやってきたら、ユビキタスコンピューティングがグッと身近になりそうな予感。

ラップトップや携帯電話など消費者向け小型装置にアクセスポイントを搭載し、映像のストリーミング配信やVoIPのサポートが可能になる。

アクセスポイント(=AP)が、今は高価だけど、Intel曰く、"2008年には50ドル近くまで価格が下落する"らしいので、そうなると「みんなネットワークのなか」のドラえもんみたいな世界(^_-)

例えば、WinMaxのAP+IPv6が搭載された車が高速道路を走ると、その車自体がインターネットの"中"にいるわけだから、カーナビに配信された映画を鑑賞できるし、何台かのランデブーならIP電話を使って無線通信ができる。あと数十年もすれば、自動制御の車と道路ができそうだし、そうなると、高速のICを入る前に目的地を入力すると、あとは自動運転なんかもアリかも。

買い物も便利なシーンをお目にかかれるかもしれない。大阪の自宅から東京にしかないお店の洋服を選んで試着できたりもする。ストーミング配信された店内の商品を自宅から購入商品を指示して宅配してもらうサービス。これは、今でも一部のスーパーがサービスをしているけど。

冷蔵庫も変わる。IPv6搭載冷蔵庫は、ネットの中。近くのスーパーと提携して、冷蔵庫の在庫管理商品を指定すれば、その商品がなくなった時点で自動宅配サービスもできる。特に飲み物系とかね。コンビニとの提携でもOK。

まぁ、こんなの妄想しだしたらいくらでもあるわけで。いよいよ鉄腕アトムやドラえもんで夢見たことに、インフラがようやく追いついてきたかな。

ただね、僕は思うに、あくまで便利になるだけでおろそかにしちゃいけないのは、アナログかな。いくら遠隔操作で買い物ができようが、自動運転できようが、チャットで会議ができようが、"ヒト"だもんね、やっぱり。これは自分への戒めだな(笑)