- CNET: グーグルCEO、オンライン支払いシステムの開発を認める
- ITmedia: Google Mapsで東京上空いらっしゃいませ
- Google: Google Maps
- Google: Google Gmail
1.は、GoogleがeBayのPayPalと直接競合するものではないオンライン支払システムを開発しているらしい記事。2.は、Googleの地図検索サービス、衛星画像で東京上空を閲覧できる。3.が2.のGoogle Maps。4.はGoogleのGBの容量を誇る無料メールサービス(ただし試験版)。
こうやってGoogleの記事を時系列にまとめながら、アルファブロガーの秀逸な言説を読むと、Googleはナニをしたいのか?なんて考える。で、思う。
「インターネットの中にOSを作るのだろうなぁ」
と言うのも、一般の人がcomputerを使う目的を考えると、どうだろ?ビジネスソフト(おもにMS Office)とプログラミングをしない人はおおよそ次のとおりじゃないかな。
- Website(search,collecting information…etc)
- music
1.はメールの読み書き。2.はウェブサイトから情報収集したり閲覧。3.はラジオを聞いたり、音楽を聴いたり。あとビデオもあるか。
極論すれば、あと数年もすれば1〜3の使用用途に"パソコン"がいらなくなるんだろうなぁって何となく愚考する。極論ですけどね。インターネットにつながる各端末があれば事足りる。そのインターネットに接続した向こう側の世界のOSを用意しようと目論むがGoogle。
メールは、Gmailがある。ウェブサイトは"パソコン"でなくてもよい。さらにインターネット自体を巨大なデータベース化して、そこから最適な情報をアウトプットするために日夜アルゴリズムの開発をする。来年には、各地域に特化した検索サービスも本格的に始まるだろうし、動画検索サービスも目の前。
音楽は、どうだろ。たとえばストレージがもっと安価になって4GB程度の容量を各個人がGoogleに"ストック"できるとしたら…..?
そこへ無線内蔵の携帯電話や情報端末でアクセスし、音楽を聴く。欲しい曲は検索して、発見できればGoogle製決済システムでお勘定。著作権もろもろの問題は山積するけど。動画もしかり。
Googleがメールやオンライン支払システムを開発している一方で、本業の検索サービスはまだまだ進化をとげるだろうなぁって妄想しちゃう。ショッピングサイト専用検索サービス、音楽サイト専用検索サービス、動画サイト検索サービス、地域検索サービス、携帯電話用サイト検索サービス、専門分野サイト専用検索サービス、辞書サイト専用検索サービス….などなど、ようは巨大空間を検索する道筋をどんどん増やしていく。今までは一本だったけど、もっともっと細分化・特化した方向で。
あとはGoogle OSがオープンソースになればハッカー(クラッカーじゃないから)はお好みにHackできる。たとえば企業の場合、サーバーとシンクライアントを用意したとする。サーバーでアプリケーションを動かし、ファイル資源を一括管理。そこへカスタマイズGoogle OSを導入し、各企業の業務用とに最適化された"検索アプリケーション"なんてことも実現できるかもしんない。なんつーか、企業内にひとつの仮想インターネット空間をつくっちゃう。そのOSがGoogle。
"パソコン"にMSがあったように(賛否は別ね)、インターネットにGoogleかって言うと、Yahoo!やMSN、新興勢力が健在だからそう簡単じゃないかもしれんけど。それにしても、ワクワクするのは、生まれながらにしてインターネットがある世代が、どんなアイデアをだしてくるかだね。
「ナニばかなコト書いてんだ」って頭抱えながらエントリーしている自分が嫌になってきたとこで戯れ言はオシマイ…..orz