希望と絶望の狭間を低徊する 抱えもつは狂気と心志
いつ果てるともしれない道を 背負いゆくは英気と畏怖
刹那と怠惰に身をゆだねる日々を過ごしながら
"なか"の自分はせめてかしこく嘯きたいと
嘘か真かもわからない停まった空間に残されて
これだけ失わなければ純な自分だと安心できるモノ
情熱 恬澹 畏敬 感謝 恋情
くやむ自分とおごった自分が あわせもつは矛盾と不遜
いつ果てるともしれない道を 掴みたいのは知勇と沈黙
これだけやり遂げれば 思い残さず果てられるモノ
価値創造
いつ果てるともしれない道 喧噪と静謐がよこたわる
2005.06.26 アナログにふけるためのデジタルに囲まれた六畳間にて