ほぼ日手帳: 先輩をピピッとさせたテキスト

「シンクセルくんのブログを見て,ロフトに買いに行ったわ」

昨年,ほぼ日手帳が届いたってエントリーを書いたところ,以前お世話になっていた会社の先輩がご覧になっていて,一読して購入を即決されたそうです.

2P and Double: 12月誕生日のトモにいかがだろうか?

もともとどんな手帳を買おうか悩んでいたところに,わたしの文章が飛びこんできて背中を押したみたいですね(笑)

手前みそですが,売り手でなく,

  1. 買い手の届いたときのライブ
  2. ウキウキした気持ち
  3. 直感な第一印象
  4. これから使う意気込み

といったリズム感のある,キーボードを小気味よく叩く感じが伝わってきたそうです.また,このブログでもふれている,「"自分が使うなら"シーンを読み手がイメージできる」的な内容もお話されていました.

こういった効果が,「口コミ的なブログの使い方」なのかもしれませんね(笑)

その他に,今まで使った手帳について先輩と話し込んだところ,ほぼ日手帳の興味深い点に気づきました.

それは,"不"をとっぱらう意気込みですね.二人で話しているうちに,今までの手帳で少し使いづらいなぁって思う点をピックアップしたのですが,それらをほぼ日手帳はうまく「処理」しているように見受けます.

そして,何よりも一致したのは,書きたくなるような「設計」です.今の時代,日付管理だけなら,PDAや携帯,パソコンがありますし,その程度でしたら胸ポケットに入る小さい手帳で十分です.

でも,ほぼ日手帳は,「書くそのものに楽しみがあるんだよ」というアナログならではの原点を教えてくれているような気がします.

「何を書くのかはあなた次第.でもそのために必要なスペースと便利さを用意する」といった意気込みでしょうか.まるで,先日ふれたグーグルのようなコンセプトです.

「"不"をとりのぞくだけでなく,その商品の属性のいちばん根っこに眼を向ける」

そんな印象をうける手帳です.