TOP RUNNERの総集編を見ていたら"ZAZEN BOYS"ってバンドがでてきた。未公開映像特集だったので未公開ライブを1曲。曲名は「COLD BEAT」。キタ、コレ。突き抜けた。Lyricはもちろん文句なし、なによりSound。ジャズ的セッションやらソウルフル、でもロックやね?結構冗長的な感じでSoundが続くので、最初「あっ、あきるかも」って思ったけど、どんどんテンション高くなっていきやんの。ただどうなんやろね。こういうSoundって聴くよりも体感、いや違うな。「音楽やっている」人が聴く感じか。「音楽聴くだけの人」が聴くではないような色香がする。気のせいかもしれないけど。さっそくAmazonで3枚買ってみるか。
「繰り返される諸行無常〜」——結局、向井が伝えたいことはこの一点なのだろう。しかし同じフレーズを別の曲でも延々と僧侶のごとく歌い続けることの覚悟はどうだ。向井個人の発見と発明をバンドに転化させたZAZEN BOYSの2ndアルバムは、ヒップホップの手法や、生きるエネルギーの表明としてのファルセットのエロティシズムを1stから継続している。と同時に、今回はメンバー4人による「MATSURI SESSION」がよりいっそうの実現をみせた。『ZAZEN BOYSII』