豪快な国

海の向こうの話、二つ。

IZA: 人間は大丈夫?中国産小麦粉、食肉飼料に流用

米国では毎月約200種に上る中国からの貨物が、殺虫剤、抗生物質の混入や不正表示で、輸入が認められていない。2月には殺虫剤が混じった豆類、禁止添加物が入った干しぶどう、サルモネラ菌が検出された唐辛子が見つかったという。米議会では、問題食品の強制回収などFDAの監視権限を強化させる法案の準備に着手した。日本では2002年に、中国産ほうれん草から基準値以上の農薬が検出されて輸入禁止になり、欧州連合(EU)では抗生物質が使用された中国産エビの輸入を禁止している。

IZA: 【外信コラム】北京春秋 ニセ札天国

出稼ぎ仕事の手配師2人が出稼ぎ農民らへの給料用にとニセ札を買うことにし、安徽省のニセ札屋から20万元で100万元分のニセ札を買った。だが、帰って札束を確認してみると、束の最初の数枚と最後の数枚だけが本モノのニセ札で、中は白紙。途方にくれた2人が「20万元詐取された」と警察に届けたところ、2人ともお縄に…。ニセのニセ札をつかまされたドジな悪人は笑えるにしても、銀行のATM(現金自動預払機)からもニセ札が出てくるとなれば笑いごとではすまない。

ワンダフル