OSもOfficeもタダでええやん

Windowsを使ってるユーザーでも私には関係ないわと言わず、一読してみたら驚きかも?!

OSのライセンス料にくわえてビジネスユースならOfficeのライセンス料も負担しなくちゃいけない。これまでOSとOfficeの分野で独占(に近い地位)を築き上げたのがマイクロソフト。ギークやクリエイターはUNIX系OSやMac OS Xを使ったとしても、ホームユーザーやビジネスユーザーはWindows以外の選択肢はなかった。

でも、Ubuntu の登場によって、Windows+Microsoft Office以外の選択肢もいよいよ現実味を帯びてきたんじゃないかって話。

Ubuntu Linuxが注目される理由

10月18日にリリースされたDebian GNU/Linuxの派生ディストリビューション「Ubuntu 7.10」(ウブントゥ)が英語圏で非常に注目を集めている。デスクトップOSとして、Windows VistaやMac OS Xに対する代替OSとなれるものがあるとしたら、その座にいちばん近づいたLinuxディストリビューションはUbuntuだという。

私は MacBookVmware Fusion をインストールしてWindows2000 SP4と上のUbuntu Linuxを運用してる。下図はそのスクリーンショット。

VMware Fusion

VMWare FusionはIntel Macに対応した仮想化ソフトのひとつ。”仮想”とつくように本来のOS(ホストOS)の上に仮のディスクイメージを作成してそこにマウント。仮のディスクイメージにはWindowsからLinuxまでインストールできる(そのOSをゲストOSという)。フルサポートするOSは60種以上。

Windows2000は主にウェブサイトの動作確認(Internet Explorer 6用)やWindowsでしか動かないソフトに使用。

他方、Ubuntu Linux。ゲストOSにUbuntu Linuxをインストールしてみてビックリ。まさに”Just works”。ちゃんと動きますよ。インストール直後にブラウザ・メールソフトは装備済みだし、なんとOpenOfficeまで!! 日本語入力も問題ナシ。

だからインストール終了したとたんオフィスワークできちゃうしブラウジングもOK。

あと、

  • OSの更新やら各種設定はすべてGUI
  • わかりやすいし操作もカンタン
  • セキュリティーやウィルスの心配はWindowsよりも少ない(というかほぼ”なし”)

といったメリットも。

これについはもう少しだけ書いてみたいのでとりあえずここまで。

『Ubuntu 徹底入門 The Official Ubuntu Book 日本語版 (DVD付)』 Benjamin Mako Hill; Jono Bacon; Corey Burger; Jonathan Jesse; Ivan Krstic