敷居が低くなればなるほど問われる

便利になったもので、あわてて削除してもキャッシュが残っている。で、キャッシュを読むと、「それを書くか?」と首をかしげる。

「時効警察」「着信アリ」などに出演していたタレントの星野奈津子さんのブログ「なっちゃん家」で不適切な発言があったとして、所属事務所が、星野さんのタレント活動を1年間自粛するとブログ上で発表した。[…]星野さんは19日付けで、香川県で3人が行方不明になっている事件について、犯人を特定するような内容の文章を掲載。コメント欄にはユーザーから「不適切では」と批判する書き込みが相次いでいた。

via: ブログ「不適切発言」のタレント、芸能活動を自粛

もし同じ年代でブログがあったらと想像するけどムリ。わからん 😐

にしても書くか? と何度も読み返す。どういう心境で書いたのか、というよりもこれを書けばどうなるか、「ああすればこうなる」ぐらい分別できないもんか、なんてますます不可解。

『ウェブ炎上―ネット群集の暴走と可能性』が出版される世の中。不用意な発言で炎上するときもあれば、斜め上をいく見解を披露して炎上するときも。あとエッジの効いた内容に知と愚が入り乱れる炎上とか。埋もれたくないから、”釣り”でもやって炎上させる手もあったり。

大量のコメントが殺到する、いわゆる「炎上」状態となったブログやホームページ(HP)の情報を共有するソーシャルブックマークサービス「炎ジョイ」が20日、公開された。炎上しているHPの情報をユーザーが投稿できるほか、HP上に動画共有サイト「ニコニコ動画」風のコメントを書き込むことができる。

via: ブログ炎上情報を共有するサイト「炎ジョイ」開始

ウェブサイトで書く敷居が低くなった。タレントや著名人はベンダーの広告塔と自分の売り出しのため書く。露呈。

誰でも書ける、けど陥穽はぽっかり口を開けて待っている。はまる人ははまるべくしてはまる。

文章のみがき方