今日、GIOSを乗りながら、会費が突然浮かび上がった。情けなくなった。あれは、F先生の心遣いだったんだ。それに気づいていなかった。以前、僕がメールに書いた「恐縮」に対する院長先生のささやかな返礼だったんだ。
ああ、ダメだ。ほんとうにダメだ。こう書いている自分がすでに言い訳じみている。
人様、しかもF先生のスタッフへノーガキをたれておいて、僕自身が人としての基本をまったく身につけていない。それが今回の件で認識できた。最低とか、そういった質感の問題じゃない。
ふるまいの根本的、いや、というより、僕は礼節の致命的欠陥を抱えている。ああ。
人へ臆病にならなければならないな。控えよう。もうやりなおしとかそういうものじゃなく、しゃべるな。他者へノーガキをたれるな。閉ざそう。ネガティブに閉鎖するのではなくポジティブに閉じよう。送信を遮断し、受信に全神経を注ぐ。
大馬鹿者だ。いまさら気づいてもしょうがないけど。