俎板

2009.08.12 晴れ

07:12起床。休暇中の自己覚醒法をあきらめても観察。休暇中、普段よりも食べなければならないので胃が疲弊してきた。夢を見る。現れる。近づいているからだろうか。

客観的に情報を観察する、あるいは受容する時、客観的の前提が難しい。だけど、それよりも難しいのは、感情。「客観的に情報を分析しなさい」と忠告している人が、じつは感情的に情報を遮断しかねない。ある一つの情報を観察して自分の経験値に加える時、感情が情報を査定している。蓄積されるのは、情報そのものではない。感情の回路が強化されているにすぎない。その場合、経験したのではなく、好悪の僻見が記憶されただけだ。情報は記憶されていない。だから、何か起こった時に、過去の参照しなければならないデータを取り出そうとしても、一種類のデータしか存在しないので導き出される結論は変わらない。それを自分は最も恐れている。