意外

2010.05.26 曇り時々雨

寒い。西高東低冬型気圧配置。羽毛布団を片付けたら何かの法則みたいな仕打ち。お天道さんひどいよ。この間の日曜日、早起きしなければならなかったので、その時、天使のモーニングコールを聴いた。DJの女性は至極まっとうな内容を語っている。ただ一つ、必ず総裁の教えって冠がつく。至極まっとうだから、心身ともに引き寄せられる人がいて、信仰心が芽生えるのかも。なまじっか、他宗排斥や絵空事を並び立てるより、身近な話題から振る舞い方へ転化して、最後は”教え”で締めくくる構造パターンは、聴く頭にすぅっと入ってくる。上手だ。

午前中、アクセスログの収集と解析。それを済ませて12:00前に歯科健診へ出発。途中、梅田の紀伊国屋で 『Newton (ニュートン) 2010年 07月号 [雑誌]』 ニュートンプレス [to Amazon]『カオスの紡ぐ夢の中で (〈数理を愉しむ〉シリーズ) (ハヤカワ文庫NF)』 金子 邦彦 [to Amazon] を購入。小学館文庫で出版されてAmazonでプレミアがついてた複雑系研究の金子先生の本がようやく復刊。即買いでした。

Twitterでつぶやいたけど、なんで歯科健診へ行ってるんだろ? 他人へうまく説明できない。健康診断を嫌がる人の中に「いやな結果が出るのがコワイ」って云う理由があるらしいけれど、歯科健診はいやな結果が出るのがコワイわけでもないし、でも、虫歯が見つかるとかなり凹し、なんで健診に行ってるのにって嘆くし、なにかSMゲームしてるような気分もあって、これが習慣化かって云われるとなるほどで、でも、そのプロセスをメタから明快に記述したくても、それは実に困難な認知プロセスであって。

って、チェアの上で思案しながら口を開けていたらいつのまにか終わった。その後、里へ行く。先週の土曜日、両親が新しいPCを買ったので、PCの設定。前のPCがNECだったので、今度もNECを買うって言うので、ヨドバシカメラでNECのデスクトップをチョイス。久しぶりにWindowsの販売売場を視て浦島太郎気分になりました。今や一体型がデフォとは。地デジもデフォが多い。

里に到着してNECの箱からPCを取り出し、電源ONしてWindows 7のセットアップ。はじめてのWindows 7。おお、かなりよい。NECの第一印象はよいです。親切な設計。正直、見直しました。付属ソフトもNEC専用の管理画面からインストールとアンインストールを管理できるし、最初からメーカPCにありがちな”なんでもかんでもインストールしとけ”的な状態でないので好感度が急上昇。

Windows 7 64bitの動作も軽快。メモリ管理が優れているのか、複数のアプリやタスクを起動させても、マウスの動きとOSの処理にタイムラグがほとんどなし。複数のアプリをインストールしながらブラウザでネットして、メールを書いてもまったく問題なし。かなり気に入りました。IE8のフォントが綺麗。MSのフォントは汚い印象しか残っていないのでブラウザでネットする気もないけれど、Windows 7+IE8のフォントの可読性は高いと思う。

ノートPC(Sony Vaio PCG-SR9/K)はいよいよ11年目に突入するので、そろそろ買い換えかなぁ。でも、まったく問題なくサクサク動いている(Flashは息切れする)。Pen3+mem256MBのノートPCでも、ちゃんとメンテしていれば、11年経っても動くんだな(物理的故障しなければ)。

PCの設定が終わった後、父親の操作を視ていて有意義な情報を収集できた。ブラウジングしている時の動作やOSを触っているとき、デジカメから写真を取り込んで表示するまでのマウスの動きなどなど。びっくりしたのは、XPからWindows 7へ変わっても父親があまり驚かなかったこと。下手にOSの操作方法を理解しているより、何も知らない方がかえって乗り換えやすいらしい。そうか、認知しようにも「何もわからない」ないから、「前はこうだったのに、今度はないぞ」なんてパニックが起こらないみたいだ。

父親が寝た後、全自動バックアップやメンテナンスソフトをインストールして、両親が何もしなくてもデータをバックアップしてPCをメンテナンスするように設定。そのまま里で宿泊。久しぶりにWindowsを触って堪能。