2011.01.02 晴れ
寒気がゆるんだ。けど寒い。人工の上に積もった雪は消えはじめ自然の上に積もった雪はもう少しだけといわんばかりに白を演出。歩道の雪は踏み固められるのでツルッツルッ。
終日、読書。合間に iPhone を調べる。4月に解約しようか迷い中。先日、iPhone 4 が欲しいと書いた。書いてから僕は iPhone 4 が欲しいんだなって思った。ちょっと待って、ホントに欲しいのか、吟味しよう。
まず現在の状況。ガラケー2台 + iPhone 3G の計3台体制。常時持ち歩きはガラケー1台とiPhone 3G。月々の通信費用は、ガラケーが 3,122円(1台あたり1,561円)、 iPhone 3G は1,052円。これ以上払う月はない(1年のうち1回ぐらい)。ガラケーはプランを変更してオプションをはずせば、月額2,206円まで圧縮できそう(二台の合計金額です、1台あたり1,103円)。
ガラケー = 通話・MMS・Edy。iPhone 3G = Wi-Fi でアプリと メール( MMS は使っていない)。
iPhone 3G で通話しない。ソフトバンクは確か何時から何時までの通話はソフトバンク同士なら無料のはず。でも電話番号を存じ上げている人の中に通話するような方はいない。
メアドを整理して連絡手段をさらに絞り込んでネットワークのフィルタリングのレベルを上げようか検討中。
僕のような使い方だと、iPhone 4 を持つより WiMAX + iPod Touch のほうがスマートだよね。WiMAX へ移行すれば Wi-Fiルーターは必須。モバイルのガジェットが一台増える。それがデメリット。でも WiMAX(Wi-Fiルーター)のメリットはデメリットを上回りそう。
ガラケー + WiMAX(Wi-Fiルーター) + iPod Touch がモバイルのミニマムユニット。そこに iPad や MacBook Air などを追加してもよい。とにかく WiMAX は常時接続だし Wi-Fiルーターでルーティングできるから iPod Touch や iPad、Wi-Fi機能を搭載したガジェットを持ち歩けばどこからでもネットへ接続できる(WiMAXの通信圏内ならという条件で)。
通信費の圧縮が目的じゃない。効率と最適をコンセプトに自分のモバイル環境を定期的にチェックする。今回もそのチェック。
iPhone 4 について調べているとき、その自分の動作プロセスを監視していたらふとまた大げさな話を浮かべる。
人間って選択する動物って思う。
生命はいつどこでいかに誕生したのか僕は知らない。それでも一つの生命から現代の生物多様性まで進化したと認識できる。でも実感はない。人間って特殊な動物のように錯覚する。外見はそれほど特殊じゃない。他の動物と比較して個体差はない(犬のような個体差があれば人間はどんな社会をつくったかなって想像するけど近い将来に実現しそうにない)。
人間以外の動物も選択しているかもしれない。それぞれの専門家の方に伺いたい。「選択するのですか?」と。それに対する回答は「選択の定義によります」だと想像する。選択の定義。
ヒトらしい選択が、人間の選択の特長だと思う。人間は人間であるがゆえにヒトらしい選択を選択する(同語反復になってお恥ずかしい)。
遺伝子が保存している情報が選択に関与しているかもしれない。それは動物の進化における「選択」であって、ヒトらしい選択とは異なると僕は思う。おおげさに云えば、「iPhone 4」を選択するか「WinMAX + iPod Touch」を選択するかは、遺伝子情報と関係ない。
じゃぁ、ヒトらしい選択を構成する要素って何だろう。ありきたりな表現になっちゃう。人間の進化の根本は動物的な進化よりも宗教・哲学・社会・文化・技術といった人間らしい営みから生まれる価値判断だと僕は思う。
表に選択と書かれたコインの裏は決定と書いてある。「選択を選択しない」というのも決定だ。そのコインをトスするのが理性じゃないかな。
iPhone 4 について調べる自分の動作プロセスを監視してそんな風に熟々屁理屈が思い浮かぶ。