お金の使い方

「お金をどう使うか」って、お金の持ってない人にもかかわる問題なんだろうなぁ、ほんとうは。

金を無心しようと自宅にまで押しかけた輩と、節約ばかり強調する一部マスコミに強い憤りを感じているという。[…]「10億円にどのような思いを込めたのか、結局、どなたも聞いてくださらなかった。それがとても残念。そして節約のことが前面に出すぎてしまった。このお金をこれからどう使うか、それが大事ですのに…」

via: 節約より使い道…横溝千鶴子さん寄付10億円の真意

卑近な例で恐縮だけど、ちょうど昨日、ちと書いた

「子供のヤル気を起こさせて個性をのばせるよう、10億円で国債を購入し、1年分の利回り2500万円を教育や奨学金として使っていただきます。今後は先生を教育する『横溝塾』の創設も考えています。今は子供をあまりにも平等に扱い過ぎる。競争がなければ成長はありません。これからの教育にお金を役立て、さらに、私のように寄付をする人が全国に現れてくれれば、日本もよい国になるでしょう」

「私は人間の基礎づくりをしようとしているのです。人生の“結果”にはかかわりません」

名言か論理矛盾か百家争鳴で含蓄ある言葉だなぁと思いますけど、なによりも「今は子供をあまりにも平等に扱い過ぎる」というフレーズ。横溝さんがいう子どもは、子どもなんだろうけど、実際、”子ども”にも通じると思う。賛意。