3分間スピーチと3分間スピーチ初級編にアクセスが激増していてビックリ。全国津々浦々やっているでしょうか。しかも「中級・上級編はまだか?」と励まし?!のお問い合わせも。3分間スピーチの「話し方」よりも「ネタ」を探していると思われ。まぁ気にせず書いちゃいます。ということで中級編。
まずはおさらいの図からです。
中級編のポイントは3つ。
- 時間:2分30秒を体感する
- テーマ:余韻を残す
- 表現:人工
1. 時間—–2分30秒を体感する
初級編で3分間を体感すると書いといてそれはないだろうと。(非難を顧みず)2分30秒を体感してみましょう(笑)
なぜか?
2.の「余韻に残す」につなげるため。将来への布石。状況に応じてスピーチを変化させるために最後の30秒を有効にって感じです。初級編の方法で3分間を話すと、どうしても作為的な終わり方になってしまいがち。原稿書いてそのまま読んでいるから。
しかし中級・上級にステップアップするには、3分間スピーチに「深みと幅」を持たせること。じゃ、今の3分間のボリュームを2分30秒に短縮するには?
2通り考えてみます。
- 3分間の原稿を削る(まだ原稿を書いている場合)
- 2分30秒になるようにペースアップする
個人的には2がオススメ。話し方のペースと滑舌の訓練になるからです。1のケースで原稿を添削するならまだ初級編になりますしね(笑)。ただ、すでに頭の中でスピーチの内容を組み立てている方は、話すペースをコントロールするだけでいいはずです。
この「2分30秒を体感できる」ようになると、スピーチに余裕が生まれ、聞き手は最後の結論に引き込まれます(のはず)。
テーマ: 余韻を残す
残った30秒を使って結論をゆったりと述べ、余韻を残します。残し方は、「私は○○だと思いますが、みなさんはいかがでしょうか?」の疑問系。時には茶目っ気をだして、結論を伝えきるようで実は少しブレているかもしれないような迷い系(ホントに迷ったらダメですけど…)。さらに聞き手の状況を表情から把握しながら、結論に加えて参考文献などを紹介し、フェイドアウトしていくような紹介系…..etc。
まぁ、3分間スピーチの場全体が余韻に浸れるような雰囲気を一瞬でも醸しだせれば、私はヨシとしています。実際やってみると難しいです、ホント。ヘタうったらせっかくの結論部分が台無しになることもしばしば(泣)
実践で経験を積んで、その都度、「スピーチの考察」が必要かと。で、何がよくて何が悪かったのかを記録に残しておくと、「自分流話し方講座」のオリジナルテキストになるかもしれません、ハハ。
表現: 人工
もうこれは簡単。初級編が「不自然」なら、こっちは「人工」で対抗します。ズバリ、「意識したボディランゲージ」に励みます。最初は意識しないと的確なポイントで正しい身振り手振りができないと思います(おそらくですが)。あっ、でもいくら身振りといっても、体を横にユラユラゆらしたりは、失笑を買うかと。
三点視点を意識し、時には話したい方向に体を傾け、時には手で「大きさ、高さ、深さ」といった話の内容に臨場感を与えます。
でもこの段階では、意識しながらなので勝手に「人工」としましたけど、やってみましょう。最初はロボットになるかもしれません(笑)
今回も長文のエントリーを最後まで読んでいただいて感謝です。
追伸:ただ今は外出先からのエントリー。なんで推敲したら内容を修正するかも。
コメントを残す