明日のタイトルもエキセントリックかな

世田谷一家殺人事件―侵入者たちの告白

勝谷誠彦氏が昨日、「必読の書である」と書き、本日「繰り返す。冒頭の本を読んみたまえ。警世の書として今これに優るものはない。」と釣るから食い付いてみた。読了す。反証がでるか。丸ごと鵜呑みしないとはいえ悪寒が残る。まぁルポライターであるからして犯行現場の一挙手一投足なんてしこたまご存じなんだろう。それでもそんなところまで再現しますか。それがまた犯行の様子を報告されたという証人のインタビューとは。で、これを読了した直後、朝のニュースに遭遇したとたん思考停止したくなった。いかんいかんとブンブン首をふる。でもやっぱりちょっと関連付けてしまう。静岡もか

いったい誰が、何の目的であの残虐な事件を引き起こしたのか?発生以来事件を追い続けた著者が、決定的証拠をもとに実行犯を特定した衝撃の一冊。

『世田谷一家殺人事件―侵入者たちの告白』 斉藤 寅

本書の内容が事実であるならばライトからナショナリズムが跋扈するのもどうかと思うし、かといって放置するわけにもいかない。これ全部フィクションだったら別の意味で驚く。というか(フィクションであってと)淡い期待を抱いてしまいそう。悲しいかな火のないところに煙は立たないと考えれば脚色さっぴいても蠢動しているのだろう。同時に本書を読んだ人がこの記事をトレースして、「ほらやっぱり」的なテンプレート化するのだけは避けたい。クールにどう対処するか。ちょっと身体が厭がっているようだしこんだけでおしまいにしとこ。あらすじは勝谷氏のコラムをどうぞ。

[2006/06/28]
なるほど、釣りか。でも中身は?まぁそれぐらい自分で考えろってことですかね。