書店で目にしてはじめて買ってみた。楽しく読めた。第1章30代、40代, 第2章50代、60代, 第3章70代と年代別の章立て。各年代の暮らしを紹介している。そらぞらしいコピーやおおげさな文章はなく、暮らしぶりが淡々と書か… 続きを読む 暮らしのヒント集4
カテゴリー: review
星の王子さま
大人、それも30代半ばで読んだ。 いま読んでいる少年少女、青年がうらやましい。やわらかい思いつきのままで読める。一生に一度の時機を逃していないから。太陽を青色に火を桃色に塗れるようなとらわれない感性。 まだ読んでいない大… 続きを読む 星の王子さま
[Review]: われらの星からの贈物
言葉のフロッタージュとしての一冊の本を、ずっと心に描いてきた。フロッタージュは、事物に紙を直接あてて、鉛筆などで上から擦って、事物の木目をそのままとりだす表現の方法だ。そのように、言葉に紙を直接にあてて、言葉の木目をその… 続きを読む [Review]: われらの星からの贈物
[Review]: 心臓を貫かれて
僕の兄は罪もない人々を殺した。名前をゲイリー・ギルモアという。彼は現代アメリカにおいて時代を代表する犯罪者として、名を残すことになるだろう。 “心臓を貫かれて〈上〉 (文春文庫)” マイケル ギル… 続きを読む [Review]: 心臓を貫かれて
[Review]: 私たちには物語がある
3万日。一生をたとえた日数だ。 きりとひびきが良いからかしら、82歳は長く感じられる、私には。つまり警句である。「人生は3万日しかない」なんて言われたら、あらそんなにあるのと思いたいものだが。 いつまで生きられるかは……… 続きを読む [Review]: 私たちには物語がある
[Review]: マイナス50℃の世界
ヤクート自治共和国(現サハ共和国)から一通の手紙が、米原万里さんのもとへ届く。 「お元気ですか。こちらはもうすっかり暖かくなりました。外の気温はマイナス二一度。暑いほどです」 返事を書いた。 「東京は春だというのにまだま… 続きを読む [Review]: マイナス50℃の世界
排泄行為と看護
[Review]: チーム・バチスタの栄光 を読了して白鳥圭輔の言葉が五臓六腑に染みこんできた。 すべての事象をありのままに見つめること。「厚生労働大臣官房秘書課付 技官 白鳥圭輔」 もっとも困難なふるまい。「ありのまま… 続きを読む 排泄行為と看護