瞠若

2009.12.11 雨のち曇

朝から雨。朝は寒い。日中はそれほどでもない。滋賀県は寒い。大阪府はそれほどでもない。なんだか変な感じ。室内の温度が外より低く感じられる。なんだか変な感じ。朝の体感温度に合った服を着て午後から外へでかけると3月初旬頃のように感じ、室内へ入るとGWみたいになる。なんだか変な感じ。

午前中、F先生の合宿施設を探す。なかなか見つからない。近江舞子やおごと温泉は遠い。移動時間がもったいない。京都は避けたい。予算から配分を計算してどんどん検索。目的は予約であるはずなのに、自分がクリックする導線をあやうく自己分析してしまいそうで手綱を引く。悪い習性だ。一度、ごく自然にコードのソースを開いた時は我が目を疑った。

午後、O先生からメールを読みサイトの評価を確認。前日、リニューアルサイトのトップページのカンプとコンセプトをメールで送った。「新しい」という言葉を肯定的なニュアンスと受け止めた。先方はよい方へ評価してくださっていると推察している。自分は褒められることを自己査定に算入しない。とりわけサイト制作の評価はそれを算入すると危険。運営者が好むサイトとユーザがアクセスして行動してくれるようなサイトが合致しない可能性があるから。時に、運営者が難色を示しても説得しなければならない。

16:00前に大阪へ。大阪を歩くと、我を後へに瞠若たらしめるような才絶艶絶の姫君たちが数あることが証明される(使ってみたかった表現を懐に暖めておいた、適切な表現ではないだろう)。紀伊國屋書店へ行き、『Google Analytics 完全解説』 日経BPコンサルティング Webコンサルティング部 [to Amazon] を購入。iDが使えると判明してからなるべく紀伊国屋か近くの旭屋書店で買っている。利便性と堕落の駆け引きが我を後へに瞠若たらしめる。

『Google Analytics 完全解説』 日経BPコンサルティング Webコンサルティング部 [to Amazon] を読んで、先日あるサイトに採用した方法が重大なミスであると判明した。対策を考えないと。

19:00にM先生のミーティングに参加。いくつかの質問と指摘が頭によぎった。以前は思いついた内容をその場でしゃべった。その手法がよい結果を招くこともある。今はあまり活用しない。ミーティングをできるだけ鳥瞰して、ダブりなく漏れなくを分析する。最高の理想を追い求め最悪の結果に備える。当事者の方々は何を備え何を取り組むか。そのとき、漏れていることはダブっていることはないか。当事者の方々が気づいてない要素は何か。対策と実行、期限、検証、修正。その場の思いつきで話すより、少し寝かせた方がよい、と感じるようになった。

師走の金曜日。列車の中はニオイの宝庫。中年男性は無意識でアクビしてしまい、成人が歯を失う原因の一つと考えられる疾病ではないかと疑われるニオイを発散させる。それが酒と混じった香りは我を後へに瞠若たらしめる。