茂庵

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吉田山を登りはじめてすぐに「茂庵」という表札

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ほの暗さを堪能しながらそぞろ歩く

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山の頂に一軒のカフェ「茂庵」

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まさかこんなところにカフェがと思いながら人々は下界からやってくる

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昔の人々は山の頂で何を想うたのか。またその遙か昔の人はと感じたのであろうか。「昔を慮る空間」が時空を超えて存在する。過去が終わらず現在に到来し未来へと続く。傍らには静寂がよりそう。そこに佇む茂庵。

そしてビジネスに置き換わると違った顔をのぞかせる。二つの顔をもつ茂庵。